思春期お絵描きブログ

主に思春期の心情風景をテーマにしたイラストを描いています。辛気臭いものが多いですが、どうか、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

謹賀新年!

元旦に久しぶりに書いていた「不法侵入!」の正幸と晃博兄の兄弟ですが色塗りにだいぶ遅れてしまいましたね!*1この作品、夏が舞台だからこれから、銭湯とかはだかのシーンが増えそうな予感!てか正幸、お兄ちゃんの前だと瞳が結構、幼くなってる気が・・・!(-_-) いくつか小説書いてきたきたけど、結局一つも完成した作品がないなあ~!*2 ほんと、期限をきちんと守ってかいている小説家さんや漫画家の人ってすごいですね!今年もどの作品になるかまだ分からないけど、じっくり書いて行きたいと考えています。ちょくちょく投稿となってしまうかもしれませんが、皆様、本年もどうか、よろしくお願いいたします。♡<(_ _)>

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不法侵入!17「一期一会!」

そのまま、今日で最終日でもあり、午後の3時頃には勤務が終わり鍵を閉めると店長と一緒に汗だくで最寄りの電車の駅に店長を見送りにと向かう坂道を歩いていた。捨てる事務用品の中にまだ使えそうな小型の扇風機があり記念に貰ったのだが乾電池製じゃなくコンセント製だと気づき電気代の事を思いだし苦笑いしていると!いつの間にか踏切のそばまで来ていた。通り過ぎた建物についていた温度計!外の気温は既に37℃をこえているようで、真夏のジンジンと溶かすようないきおいの太陽の照り返しが肌に痛いぐらいに暑い!*1

川田「じゃ私はここで…!最後にもういちど一緒に温泉に入りたいなと思ったけど家内が先に引っ越し先に出発しちゃったみたいだから行くね!いろいろ迷惑かけちゃったけど!いつか、旅館にも遊びにきて!割り引きするから!(笑)それから、ご家族の方にもよろしくね!(*´▽`*)」

いつもとかわらない笑顔に正幸も少ししんみりになった。バイトの最初の時歓迎祝いみたいにここの駅のうらの温泉(銭湯)に誘ってくれたっけ!緊張してほとんど喋れなかったけど店長の人柄にリラックス出来た。緊張していた僕にずいぶんと気を使ってくれていたのかな?自然と鼻がジンと来てしまった!

正幸「はい!いえ、こちらこそお世話になりました。店長も身体には気をつけて!(◎_◎;)」

川田「ありがとう!じゃあ、これからもしっかり働きなさい!若いんだし、応援してるから!(*´ω`*)」

正幸「ありがとうございます!m(_ _)m」

店長はそう言うと笑顔で森山駅の改札口に入っていった。

いろいろ愚痴っちゃった事もあったけど良い人だったな!正幸は最後になって店長と出会った頃の日々をそんなに長くなかったけれどとても懐しく一緒に働けて良かったなと思える自分がいた!

そんな事を考えていた時、ちょうどリュックに入れていたスマホのブザー音がなった。
2日めには停電がおさまって掃除の間店で充電をさせて貰ってたんだ。いろいろ精神に負担がかかったりしてまともにチェックとかする余裕がなかったけど、開けたら大量の兄からの通知がきていた。

*1:+_+

不法侵入!16「真夏の大掃除!?」

暖炉の老人に襲われかけてから、正幸は精神もさらにまいってしまって、台所にはほとんどよりつけなくなり家では2階に引き込もる生活になった。さすがに貯金が少なく簡単に、家から逃げられない自分を悔やんだ!(>_<)

そして、バイト先はあれから3日目で売れ残りのほとんどの商品の引き取りがすんで後は古い事務用品などの処分だけだった。相変わらず太陽の日差しは強くて、寝不足の顔で川田店長とモップやぞうきんがけでほぼヘトヘト状態の正幸。

川田「何だか日に日に疲れた顔してない!家でちゃんと休んでるかい?(*'ω'*)」

正幸「いえ、あんまり、最近寝れていなくて…!いろいろありまして!(-_-)」

川田「実家のお母さんたちに心配かけちゃ駄目だよ!(笑)生きていくといろいろと大変な事が多いけど!岡部くんは、やっぱり実家に戻るのかい?」

正幸「まあ、そのつもりですけど…まだ、どうなるか!店長はどうするんですか?」

川田「私は家内が三重の実家で小さな旅館をしていてね!最近やめた数人の中居さんがいるらしくて人手が足りないって言われて私も含めてお手伝いに誘われたんだ!大変かもしれないけど、こんな事があった後で、ちょうど決心もついて家内と話して思いきって引っ越すことにしたよ!(^ω^)」

正幸「旅館ですか!結構忙しそうですよね!ここの時みたいに、のんびりはしてられないんじゃ!(◎_◎;)」

川田「そうなるかもね!こんな年とったおじさんが、正直言うとかなり不安なんだけど、やると決めた以上しっかりと旅館の皆さんに迷惑かけないように頑張るつもりだ!君は若いからまだ、いろいろな仕事に挑戦するなりこれから自分に自信をつけられるように頑張りなさい。」

正幸は、店長のありがたい言葉を背後に聞き、うなずきながら古くてもう使わなくなった備品の入ったダンボールを今回被害にあった地域の物品等を回収処分に回っているという、店からすぐ坂の下の回収板がついた場所に「最後の最後まで力仕事!」と汗じっとりの寝不足顔でふらふらと運んでいった。

不法侵入!15「危険な老人!」

正幸が異臭と老人のそれにしばらく見入っていると、老人は身体や性器をふいていた、大ふきを流し台にもどし暖炉の中に入っていく。 ガサガサと中で物音がしていたがやがて出て行ったのか静かになった。 正幸はじっとりと身体にはりつく汗を身体に感じながら数分たってから我にかえりこのままだとほんとに台所を占領されてしまうと、用心するように、流しに近づき、暖炉の中に何かを詰めてあいつが入ってこれないようにしようと考えた。 水道にガスもあるし、よく考えたらかってに使われて、火事にでもなったら僕責任とれないしね! そう思いながら正幸は暖炉の前にしゃがみ込んで中がどんな状態に荒れてるか確かめるようとした、が…その時中の暗闇で何かがうごめいて起き上がるのが分かった。正幸はわあっ!Σ(゚Д゚)と短い悲鳴を漏らして尻もちをついた。 いないと思っていたあの老人が横になっていたらしい。老人は振り返ると怒った顔でふうとうなるように、小さな草刈りのようなものを正幸に向かって振り上げてきた。 何とか反射的にびっくりしてよけられたものの正幸は相手が小さな老人だというのにその威圧感に押されてしまいしっかり腰を抜かしてしまった。 「すみません、いたなんて知らなくて…!ちょっとほんとにごめんなさい…ごめんなさい!ビクビクΣ(゚Д゚)」と情けなくも訳のわからない事をわめきながら、暖炉の中から強烈な異臭を放つ老人から何とかほふく前進で床をはうように流しから離れた。

不法侵入!14「日暮れのカラス!」

正幸はぐだぐた考えながらも身体が疲れている事もあり最後はしぶしぶ玄関から家の中に入る事にした。朝、家から逃げるように出てきたにも関わらずきちんと鍵をかって出て行った事を今になって冷静に思いだしながらため息をつき鍵を開けて家に入るとあの強烈な異臭が正幸の鼻をつくように襲いかかってきた。 そして蒸し暑く薄暗い部屋の中に台所であのこがらな老人が立ち上がって何かごそごそとしている様子に目が止まり正幸はそのまま動けなくなる。出ていくどころかすっかり居座ってしまっていた。老人は下着を降ろして流しにあった大ふきでぶつぶつ漏らしながら性器をこするようにふいていた。 暗くてよく見にくいと思ったがなんとなくゆれている感じでそれがかなり大きくて正幸は顔が赤くなってしまった。おそらく、家でお風呂の時の父や銭湯にパートのはじめの頃一度一緒にいった店長のよりもはるかに立派だった。 正幸は背後に聞こえるカラスの声に耳をすましながら老人のからだとそれにしばらくみとれていた。

不法侵入!13「半洗脳!?」

その日は結局まる一日停電のままコンビニの食料品は缶詰を含めてほぼ完売してしまい、残りの雑貨用品や週刊誌等は仕入れた本社に返品する事がだいたい決まって3日以内には店を閉める事になりそうだ。蒸し暑い店内の衛生面を考えるとそれがベストかもしれない。もちろん僕も多少の飲料水は確保して買ったけど、すでに電車も完全に再開して通勤していた店長は何も確保することなく、筋肉痛の身体をかばうように笑顔をみせて駅へ歩いて行くのを見送り別れた! そして、自転車を引いて逃げる覚悟で家から飛び出してきたはずの正幸だったがやはり一日のじっとりと絡みつくような暑さに体力を奪われ、最終的にはまた険しい坂道に吸い寄せられるように自宅に向かい登って行った。別の意味で精神がかなりまいってしまっているのか、正幸は店長にも警察にも不審者の事はなぜか喋ろうともしなかった。よっぽど老人の圧力かオーラが強かったのかわからないが…! だから、誰にも相談せず、身体がえらい思いまでして家にたどり着いた時には激しく後悔する事になるのだ! だいぶ日が暮れてきて、長屋の前にくると、正幸は玄関の前に自転車を止めて不審者が入ってきた方の外側にまわってみる!そこには、錆びた金具の棒が折れて暖炉?だと思われる外側の扉が開きかかっていた! おそらく中に汚れがたまらないよう外からも灰が掃けるようにつくられてたのかな!使われていない暖炉だったらしっかりと施錠してくれなきゃ困るよ!と改めてあいつが現実に家の中に入り込んでいた事を理解して、これまでいくつか不審者とすれ違い見てきた様子を頭にフラッシュバックしながら、どうしたらいいのかと、正幸は恐怖しながら疲れてまわっていない頭で再び悩み始めた。そして暖炉の隙間から漏れてくる、あれだけ不快だった独特な不審者の体臭の臭いもそんなに嫌じゃなくなっていたのも事実だった。 正幸「なんか僕やばいかもしれない…!(>_<)」 正幸はしばらく中にあいつがいるかもしれない開かれた暖炉の扉をしばらく固まったように見つめていた。

不法侵入!12「閉店セール!?」

しばらく歩いてバイトの店に近づいた時すでに外でモップの掃除をしている店長の川田さんの姿が…!

そして正幸が自転車を押しながら近づくと笑顔で先にあいさつをしてきた汗まみれの店長から衝撃な出来事が!

川田「おはよ〜!こっちの方すごかったみたいだね!だいぶ電車おくれて私もさっき来た所なんだけど、何人かの近所のお客さんが店を開けるのを待っててね!菓子パンとかをまとめ買いしていったから!10分もしないうちに完売だわ!」

正幸「店長すごい汗!って…!閉店って!Σ(゚Д゚)」

正幸はガラス戸に貼られた貼り紙にくぎづけになる。

川田「雷が近くに落ちたみたいで今だに停電でクーラーがつかんのだわ!ほら、店の中まで少し水が入り込んでたからだいぶモップできれいになったけど中は蒸し暑いし、じっとしとれん!飲むもんはみんな生ぬるいし!(笑)」

正幸「やっぱりこの辺も被害があったんですね!坂の途中みたいな場所だからもろ雨の通り道になったんじゃないですか!」

川田「店も古いしね!市からも前から言われていたんだが、もう、ここもついでにたたんでしまおうかと思ってね!岡部くんには申し訳ないと思うけど、今回みたいな事は初めてで、天井に雨漏りもしちゃったし!衛生に悪い!お向かいにある花屋も閉めるみたいだよ!あっちもだいぶ水がつかったみたいだ!」

正幸、急な出来事で一気に力がぬけてしまい、店の前から動けなかった。

川田「何かだいぶだるそうな顔しとるけど、熱中症と違うか!(◎_◎;)」

正幸「いや、いろいろあってご飯を全然食べてなくて!(-_-)」

川田「まあ、初めての豪雨みたいな雨で怖いおもいしたからな!('ω')」

正幸(それだけじゃないんですけど…!(-_-))と正幸は何故かそれ以上はしゃべらなかった。

川田「なんやったらおにぎりならあるぞ、流石に停電で冷えとらん、おにぎり客に売れんかったで!まだ傷んどらんと思うで!持っていきなさい!(笑)」

正幸「ありがとうございます!その前に店長も身体の動きめっちゃだるそうですけど…!」

川田「これはただの筋肉痛だ!休みに家内と温泉に行ったとき風呂上がりに卓球を久々にやったらな!運動不足やったのもあるけど、もう59になるで、かなりがたがきとるであかんわ!(;´д`)」

正幸「店長はまだまだ若いですよ!(*^_^*)」

正幸はようやく今日はじめての安堵の笑みをもらした。