思春期お絵描きブログ

主に思春期の心情風景をテーマにしたイラストを描いています。辛気臭いものが多いですが、どうか、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

ほのぼのホームコメディー!(ソアラの瞳は何色ですか!?)5月「タンゴの節句!」

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ソアラの瞳は何色ですか!?」の5月分の4コマです。今回はセリフも多いせいかコマに入りきらずに苦戦してしまって、いつものように説明文の所に書かせていただきました。大変遅くなってしまいましたが、これからも直樹とソアラ、共々よろしくお願いいたします。そしてイラストはクリックしていただくと多少見やすくなると思われます。<(_ _)>

良く晴れた子供の日の五月日和の午後、窓の外ではどこかの家の屋根の上でこいのぼりが風に吹かれて気持ち良さそうに泳いでいます。直樹はソアラ節句のこいのぼりを広告で降りながら小さい頃の思い出を語っています。


直樹
「僕が保育園のころ、こいのぼりやかぶとを持っている子達が沢山いてね。買ってもらえなくてお父さんたちによく駄々をこねた事があったんだけど・・・。」

ソアラは「なあ~。」と直樹が手際よく両手で折っているチラシのこいのぼりを興味げに見つめている。


直樹はソアラに語り続けるように今度はかぶとを折り始めながら・・・。

直樹
「そんなある日に、泣いている僕にお父さんがかぶとのつくり方を教えてくれてね。不思議となぜだか、それで気がすっと晴れたんだ。たぶん普段仕事とかで忙しくて構ってもらえなかったからかな。共働きだったから・・・。それでないものねだりしてる自分が恥ずかしいって事に初めて気づいたんだ。」

ソアラも親身になって直樹の話しとかぶとに目や耳を傾けていたが、不意に何かに見入ってしまった様子。


そんなソアラに気づかずにかぶとを完成させていく直樹。表情にはいつにまにか達成感の笑みが浮かんでいます。

直樹
「だから子供の日だからって別にわがままを言って困らせたりしないソアラは、僕なんかよりずっと立派なおとなだなあ~って、ハハ・・似合う似合う。(*^▽^*)」

直樹は勝手に満足そうに完成して出来上がったかぶとをソアラの頭に乗せて、記念に写真でも一緒にとろうかと言いかけた時「ハッ・・・。\(◎o◎)/!」と初めてソアラがぷるぷると震えているのに気が付いた。


ソアラ、申し訳なさそうに大特売と書かれているチラシを直樹に見せるように泣いている。チラシには「大特売、ちまき&かしわ餅よりどり2つで500円、つくるよりも手軽な安さ!」と書かれていた。

直樹、ソアラの気持ちをさっしたように微笑んで・・・。

直樹
「そっかあ~。そうだよね。ちまきも食べたいよね~~~。(*´▽`*)」
大食いのソアラの事を考えると直樹はチラシを眺めながらく笑いで2つで500円は微妙だなあ~とか家でつくったとしても味の保証は出来ないしなど考えながら、結局はソアラと買いに行くことが目に見えているようです。ソアラの表情をみているとなおさら・・・。(;´д`)トホホ

ソアラ、手づくりのこいのぼりとかぶとを頭に直樹に願望するように泣いて鼻水をすすりながらチラシを見るたび、お腹をグーーーッと。

ソアラ
「なあ~~~!(ソアラくん、だだっこでしゅ・・ぐすん・・( ノД`)シクシク…。)」

窓の外からこっそりと入ってきた透き通るような心地よい風が、ソアラたちを優しく慰めるように包み込み、穏やかなお日さまのぬくもりも一緒に運んで来てくれた。

N(ナレーション)
「欲しいものに大人も子供も関係ないよね。(*'ω'*)」

それでも太陽は赤く染まる!第13回「戯れる人影!」

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母とケンカをして、もやもやした気分で外を飛び出したひとし。結局塾のそろばんには向かわず買い物がてら名古屋のテレビ塔付近の栄を自転車でぶらぶらと漂流して時間をつぶし、夜風の香りをあびるようにすっかり暗くなった自宅へと向かっていた。すると自宅間近の学校になにか奇妙な人影が・・・。

第13回「戯れる人影!」

 春の夜風の心地よい香りを感じながら、ひとしはすっかり遅くなってしまい、少し急ぎ足のペダルで自転車を走らせていた。
 
自宅に近づくにつれ興奮がじょじょに冷めるのが自分でもわかった。・・・と考えていると、ちょうど家の住宅のすぐ隣りの東中学にさしかかった時、門の所に2人の人影を見つけた。
 
桜の花びらの余韻がかすかに舞う街灯の灯りだけではっきりとは見えなかったが、1人は女の職員でもう1人の小さな姿は少年のようだった。
まだ声変わりをしていない生き生きとした無邪気な甲高い声量が静けさを増した辺たり一面の暗い道並みにひびいている。
 
眼鏡をかけた女性職員は子供をあやすように少年に向かってさよならをしている。
G・H組の担任の渡辺さよだった。G・HのGは自閉症のG、Hは発達障害頭文字からきているようで、まとめてG・Hと呼ばれている。
 
するとあの少年は特殊クラスの生徒だったのか!それにしてもずいぶん遅くまで居残っているな。新入早々悪さでもしたのか!
 
ひとしは横目で追うように反対側の街灯の横道をするりと通り過ぎながら、今日始業式で前の方の新入生でふらふらとして落ち着きがなかった生徒を彼の小柄な身長と後姿とを重ねてみてひとり納得をする。
 
面倒見の良い保母さんのようにみえる渡辺さよは、お母さんほどではないが叱る時はしっかりと叱る教師で、有無をいわせぬ甲高い生徒をしかりつける叫び声がよく学校の廊下中にひびいてきたから、生徒たちの間では結構印象深い。
 
ひとしはそんな事を思い出しながらとっくに着いていた自宅の住宅の自転車置き場に自転車を止めるとかばんや荷物を手にすばやく鍵を外すと、走るように電灯のついた3棟の入口に飛び込んで、階段を得意の二段飛ばしで駆け上っていった。

提灯祭り!

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イラスト小説「蛇の目の少年」の挿絵です。版画を用いています。たまには違うジャンルのイラストも描いてみたくなってしまって・・・。(笑)夏まつりはもう終わっちゃいましたが、わんぱく少年、海路(かいじ、10歳)のハッピ姿を描いてみました。祭りの記念写真です。(*^_^*)

レッサーパンダパスカルくん!第3話「金島家暴風警報!」

ようやく新しい家族が見つかったパスカルくん!\(^o^)/
主人の金島史郎(かなしましろう)はパスカルにとてもよくしてくれています。だがそんな幸せの時間もつかの間、史郎の姉、金島香奈枝(かなしまかなえ)が帰ってきて・・・。とんだ暴風ハプニングに・・・。(◎_◎;)

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登場人物

パスカル・・・オレンジ色の毛並み。アライグマとレッサーパンダの間に生まれた無邪気な甘えん坊。鳴き声、ああ~。ふにゃあ~等 ふいに人間語(日本語)を話す時がある。
〇金島史郎(かなしましろう)・・・パスカルの新しい家族 高校2年生 お人よしな性格

〇金島香奈枝(かなしまかなえ)・・・史郎の姉 大学2年生 ショートの茶髪に両耳の白いピアスがチャームポイント スタイルも抜群 大の毛皮の動物嫌い 男みたいな性格

〇金島楓(かなしまかえで)・・・母親、旦那さんとは一年前に離婚。スーパーのレジや品出しのパートをしている。体系はぽっちゃりとして性格もおっとり系

〇N・・・ナレーション 突っ込み

 

第3話 「金島家、暴風警報!」

 

〇外はもう既に日の光りが家やビルの谷間にさえぎられ一番星が輝き始めている。

〇史郎の家 1階台所
(パスカル、お腹がはちきれんばかりに膨らんで満足そうな幸せな笑みで、両手でお腹をポンポンたたいている。)

史郎
「ハハ、お腹いっぱいだね。ちょっとチャーハンの量が多かったかな。つい君の幸せそうな顔見てたらつくり過ぎちゃった。」

 

パスカル
「あ~。おにゃかいっぱぁ~い。(●^o^●)」

 

史郎
「飲み物、麦茶でいいかな。お腹いっぱいだけど水分はちゃんと取っておかないとね。ごはんちょっとかたかったから、胃もたれするといけないからね。」

 

N、太鼓腹、破裂しねぇ~か?(-_-)

〇その時玄関の方から、ガチャっとドアの開く音が聞こえて、女性(香奈枝)のはりのある声が・・・。)
(香奈枝、不満げに何か独り言のようにぶつぶつとつぶやいて靴をバコンバコン土間で脱ぎ捨てながら・・・。)

 

香奈枝
「ハア~。疲れたあ~。ったく裕司(ゆうじ)のやつ~家まで送ってくれりゃ~いいのに。自分だけ車でぬけぬけと帰りやがってぇ~。あたしが夜道でおそわれたらどうすんだっつ~の。」

N、なんかすげ~のが帰ってきたぞ。不良娘か? 大丈夫かあいつら。♡(◎_◎;)

 

香奈枝
「彼氏失格だなぁ~あいつは~。っておい何なのこの物体は、タイヤまでついて。」

(香奈枝、土間に置き去りにされてた折り畳みベッドに気づいて。)

 

香奈枝
「まさか卓球台?」

N、ちげぇ~よ。(-_-)

(香奈枝、広間にどしどし向かいながら。)

香奈枝
「ちょっとお母さん。いくらお父さんと別れて寂しいからって、ストレス発散に卓球なんて。ぎっくり腰にでもなったらどうするのよ~。自分の年考えてよ。」

N、的確に人の傷口に塩を練りこむタイプだな~。この女は。

(香奈枝、大広間を覗いて。パスカルがはしゃいで散らかした光景に思わず驚いて・・・。)

香奈枝
「なんだ、これはぁ~!Σ(゚Д゚)あたしの買ったオニュ~のじゅうたんがぁ~びっしょびしょじゃない。」

(史郎、台所でいすに座ってパスカルの口に麦茶の入ったコップをあてながら、大広間で驚いている姉の後ろ姿に気づいて。すました顔で・・・。)

史郎
「おかえりお姉ちゃん、お母さんまだ帰ってないみたいだよ。まだ入ったばかりの慣れない仕事で忙しいのかも・・。ちなみにあれ、卓球台じゃなくてベッドだから。」

N、世話好きやねぇ~史郎は てかきょうだい、そろって男女性格あべこべとちゃうか?

(パスカル、ふわぁ~っとねむそうに(ノД`)・゜・。目をこすりながら史郎達の声を心地よさげに聞いている。)

香奈枝
「あんたのしわざか!(# ゚Д゚)なにこんなにちらけて・・んっ?」

(香奈枝、振り返りざま、机の上の得たいのしれない物体に気づいて目をまんまるにすると(@_@;)ありったけの悲鳴で。)

香奈枝
「きゃあ~~~!☆\(◎Д◎)/☆!」

N、ほんま、にぎやかなお嬢ちゃんやなぁ~。\(^o^)/

(だがすぐに我にかえって今度は怒りムードに変わって。顔を真っ赤にして史郎達の方にせまってきながら。)

香奈枝
「なんなのよ、そいつは!」

(史郎、冷静にすました顔のまま、うつらうつら揺れているパスカルの頭をなでながら)

N、そろそろおやすみムードか?

史郎
「たぶんアライグマだと思う。ちょっと毛並みがオレンジっぽいからレッサーパンダかなって気がしたけど、でもレッサーって顔がどこか、ねこっぽいでしょ・・。この子はどっちかとゆうと顔がふっくらしてタヌキっぽいってゆうか?」

香奈枝
「そんな事聞いてんじゃないわよ。なんでそのタヌキがうちの台所の机の上でめし食ってんのよって話しよ?」

(香奈枝、いつの間にか手に持っていたスリッパで史郎の頭をスパ~ンと。史郎もふいをつかれて、ついムッと返すように。)

史郎
「いった~い。なにすんのさあ~。(`○´)!僕のベッドお姉ちゃんが取っちゃったから、中古でちょうどいいベッド売っていたから貯めていたお小遣いで買っただけだよ。それでちょうどそこにいたこの子もベッドが気に入っちゃったみたいで・・・。」

 

香奈枝
「あたしのせいにするんじゃないわよ。(# ゚Д゚)だいたいベッドだとあんたのねぞうが悪くて夜中に何度も下に落ちて頭ぶつけて、今よりますますたわけになるかもって気いつかって、あたしがもらってあげたんでしょうが。その事は、お母さんだって了解済みでしょ。」

 

(史郎、負けずに言い返して)

史郎
「だいじょうぶだよ、これ以上バカになんかならないし床にはちゃんとマットもひくんだから(#^ω^)。」

 

N、バカだなんて自分で認めちゃだめっしょ~。

 

香奈枝
「たわけが言い訳してんじゃないわよ。それでなんでこんなもんまで拾ってくんのよ え~っ!
(# ゚Д゚)。」

(今度はのんきにねむそうに欠伸をしているパスカルの頭をスリッパでスパーンと。パスカル、状況が呑み込めず驚いて、\(◎o◎)/!)

 

パスカル
「ぎゃにゃあ~~!」

(史郎、ぶたれてぐすんぐすんと涙目になっているパスカルの頭をなでながら)

 

史郎
「やめてよ、かわいそうだよ。そのスリッパ外用でしょ。底が厚くてなぐられるとすごい頭に響くんだから。アラグマくん、泣いちゃったじゃないか!」

 

香奈枝
「おらあ~~~っ!(# ゚Д゚)」

(瞬間、目を光らせた香奈枝によってパーンと天井に投げつけられたスリッパが床に落ちると同時にぽとりとゴキブリが一緒に落下してぴくぴくしている。その様子を一瞬時間が止まったようにあぜんと眺めている史郎とパスカル(゚○゚)!(゚□゚)!)

 

N、香奈枝姉ちゃん、ただものじゃね~なこりゃ。(◎_◎;)

(香奈枝、何事もなかったように、今度は机の上に置いてあった求人誌をつかんで、)

 

香奈枝
「あたしがネコアレルギーだってこと知ってるわよね。大の動物嫌いだってことも。」

 

史郎
「アライグマはねこじゃないし綺麗好きだよ。(`^´)」

 

香奈枝
「めし食って、部屋散らかして、うんちすりゃ~みんな一緒だっつ~の!(#゚Д゚)」

 

N、めちゃくちゃ言ってんな~。

(香奈枝の怒りのほこさきが、いつの間にかパスカルに向けられて。パスカルの後ろ頭を求人誌でつんつんこずきながら)

 

香奈枝
「あんたいつまで机に座ってんのよ。え~っこらあ~。(`ヘ´)どこほつき歩いたか分かんないばい菌だらけの身体で、きったならしいったら。(#゚Д゚)」
(いきなり求人誌でパスカルの背中をバシバシたたきはじめた。パスカル、とうとう火がついたように鳴きはじめて。)

 

パスカル
「あぎやぁ~。いちゃあ~い!(;´Д`)」

(香奈枝、かまわずバシンバシンと無抵抗のパスカルをさらに何度もたたきながら)

 

香奈枝
「なにが、いちゃあ~いだ。もののけの分際で、しゃべるんならちゃんと日本語しゃべれっつうの。フグみたいな腹しやがってえ~。その身体3倍に腫れ上がる前に出てった方が身の為だぞこの~、この~。(`○´)まったく彼氏には逃げられるし本当最悪だわ~。(`~´)」

 

N、八つ当たりかよ?

 

パスカル
「ああ~ん!(≧○≦)いちゃい、\(☆Д☆)/!いちゃあ~い。( ノД`)シクシク…」

(耐え切れなくなって、鳴きわめきながら家じゅう逃げ回るパスカル。でも食べたばかりの太鼓腹でそんなに早く走れない。部屋の奥に走ってゆきその後をなおも、たたきながら追いかけまわす香奈枝)

 

香奈枝
「おらおら~出口はそっちじゃないだろ~この~。あたしの買ったじゅうたん、びたびたにしやがってこのアホが~。あばれんなこら~、毛じらみが家じゅうにとぶだろが~(# ゚Д゚)。とっとと、出てけこのやろ~!」

 

N、香奈枝ちゃん、なんだか楽しんでね~か?(-_-)

(史郎も止めようと半分泣きながら一人と一匹の後をひたすら走るように追って・・・。ついにたたかれてるパスカルをかばうように身を乗り出して大声で)

 

史郎
「やめてってばあ~~。」

(香奈枝が振り上げた求人誌がすばやくかわしたパスカルの変わりに身を乗り出してきた史郎の顔面にバチ~ンと見事に直撃した。香奈枝は気にもせず取りつかれたように2階へ必死で逃げていったパスカルを追いかけていった。)
(史郎、ひとりその場に取り残され鼻血をたらしながら。涙目で・・・。)

 

史郎
「いったあ~い。(T_T)」

 

N、とんだピエロだったなぁ~。でもおま~はようやったわ。(^◇^)

(ちょうどその時、玄関の方から母「楓(かえで)」らしきどこかおっとりとした声が!)

 


「たっだいま~。はあ~あお腹すいちゃったわねぇ~。今日でパート始めて3日経つけどレジ打ちってなかなか慣れないわねぇ~、母さん今日も店長さんに小言いわれちゃったあ~。またパート変えちゃうかも~♪。ホホホッ。」

 

N、母ちゃんノー天気に鼻歌かよ?

(楓も玄関に置いてあるキャスター付きのベッドに気づいて。)

 


「あら?これって ひょっとして卓球台?」

 

N、だから、ちげぇ~って。(ー_ー)!!

(楓、そそままルンルン笑顔で台所へ向かいながら。)

 


「ねえ~誰が買ってくれたの~♪(^^♪お母さん前から卓球がしたいって言ってたもんね~♫さっそくお風呂前にみんなで一緒にちょうどいい汗ながしましょ~♪。」

(そんなうきうき気分の楓を素通りするかのように2階から香奈枝のかん高い罵声が・・・。)

香奈枝
「お母さあ~ん!ほうきとちりとり持ってきてえ~(# ゚Д゚)ついでに丈夫なゴミ袋も。」

(楓、わけが分からず・・・。)


「はい?(・_・)」


つづく

☆次回予告。
史郎の姉に無造作にたたかれ、いたぶられるパスカル。次回ではそんな動物嫌いになった香奈枝の秘密と過去があきらかに。パスカルは無事家族として金島家に認めてもらえるのでしょうか?

ほのぼのホームコメディー!(ソアラの瞳は何色ですか!?)4月「ソアラの公園デビュー!」

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だいぶ遅れてしまいましたが、ソアラの瞳は何色ですか!?の4コマ漫画、4月分です。皆さま、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

穏やかに晴れた春風のあたたかいぬくもりの昼下がり、今回、直樹はソアラを連れて初めての公園デビューのようです。(*^_^*)

心地よい春の日射しを浴びた直樹たち。
公園の木のそばによって歩いていると、涼しい風が肌にあたって・・・。
直樹
「風が気持ちいねえ~。桜の花吹雪もきれいだし。」
横で一緒に桜を眺めていたソアラも満足そうに満面の笑みで。
ソアラ
「なあ~。(本当!)」

楽しそうにしている、そんなソアラを直樹はちょっとしたいたずら心でからかってみたくなって・・・。
直樹
「でもソアラは~、食べることしか興味がないから、この桜の良さとかあんまり分からないかな~。」
その言葉にソアラも少しむきになって、はしゃぎたてるように、
ソアラ
「なあ~、なあ~!(そんなことないやい!)(`~´)!」
直樹、あわおどりのようにひっしに怒り出した無邪気なソアラをたしなめるように!
直樹
「ハハ・・。怒らない、怒らない。」

その時、たわいもない会話で盛り上がっている直樹とソアラたちの間に急にビューッと勢いのある風が通り過ぎる。
すると、いつのまにか、目に涙を浮かべて、すすり泣いているソアラに気づいた直樹。とっさのその出来事に驚いたように・・・。
直樹
「えっ、まさか!この桜の美しさに感動して泣いているの?ちょっと見みなおしたよ。\(◎o◎)/!」
と、感心してる直樹を前にうっうっと泣き続けるソアラ

そんなソアラをみて勝手にひとりで盛り上がっている直樹。
直樹
「思いっきって連れてきてよかったよ~。」
そして、何かを発見したように桜の向こうを指さして・・・。
直樹
「あっ!向こうにハトがいっぱいいるよ!」
初めて外を出歩いたソアラをもっと喜ばせようとさらに盛り上がっているようです。
ちょうどソアラの真上を一羽のハトが直樹の指さす方向へスィーツと・・・。
でもソアラはそれどころではないように、なかなか目も開けられない様子です。そして決めゼリフのような大きな返事でひとこと・・・。
ソアラ
「ハックション!(;´д`)」

どうやら、花粉症デビューのようです。(-_-)!やれやれ。

暗黒の魔術師!(ブラックピエロの怪!②)閲覧注意!

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前回に引き続きハロウィン事件!「ブラックピエロの怪!」です。
ハロウィンの夜に現われたブラックピエロ!ブラックホールを抜けるようにどこからともなくヘビのように忍び寄ってきてターゲットにした子供たちを次々と残酷な手口で襲います。一度その姿を見た子供たちの脳裏からは離れられず、焼き付くように意識や夢の中にまで忍び込んできて絶対に逃れられません。
ブラックピエロの念の塊は人々の持つ憎しみや怒りのエネルギーの感情を具現化させたもので、あまりにも大きな執念に耐えられずこのように爆発させてしまったのがこうなってしまいました。なので、イラストのように何度、凶悪ピエロに封印のひもをしばりつけても、ほつれてしまいます。
ホラーが苦手な方は閲覧をご控えください。