思春期お絵描きブログ

主に思春期の心情風景をテーマにしたイラストを描いています。辛気臭いものが多いですが、どうか、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

狂い咲き!1「憩いの場所!」

 

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ちょっと人見知り気質のある麻斗(あさと)は魚取りが大好き!今年5年生に進級したこともあり、普段は父と車で来ていた河原にひとり立ちしてみたいと思ってか、夏休みに入ると、ひとりでちょくちょくと自転車に乗って川にいくようになる!

普通じゃねえから!5「蘇るハプニング!」

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なんだかんだ小百合にぶちぶち嫌味を言われながら耐えるように自宅の長屋に一緒に帰ってきた龍太だったがここでもまだアクシデントが続いてしまう!
家にはまだお母さんは帰って来ていなかった。

小百合
「ちょっとお母さん、まだ帰ってきてないの?ポストに鍵も入れといてくれてないし入れないじゃない!あの飲んだくれのオヤジまでどこ行ったのよ!(# ⊳Д⊲)」

玄関の引き戸をガチャガチャと不満を漏らしている小百合!龍太の家は貧しいせいか合鍵をつくらず一つしかないらしい!

龍太
「まじでえ〜、母ちゃん昼間病院で先帰れって言われてだいぶたつのに、何してんだよ!<(`^´)>」

小百合
「はあ〜、病院てなんなの!お父さん運ばれたってこと?てかなんであんたそんな大事なこと知ってて黙ってんのよ!(# ⊳Д⊲)」

龍太「違うし、父ちゃんのことはしらねえよ!病院に運ばれたのは俺の担任の美川(よしかわ)だよ!( ゚Д゚#)」

N、なれなれしいな〜!(-_-)

小百合「どうしてあんたの担任の付き添いにうちのお母さんが駆けつけなきゃならないのよ!(# ⊳Д⊲)どうせあんたがまた何かやらかしたんでしょ?その前に何、生意気に担任の事馴れ馴れしく呼び捨てにしてんのよ!何様気取りなのほんと!」

龍太もだんだんうんざりして・・・!

龍太「姉ちゃんに言われたくね〜し!( ゚Д゚#)ちょっと今日はいろいろあったんだよ!そのせいで散々なめにあってずっとイライラして忘れようとしてたのに、思い出させんなよ!」

小百合
「威張り散らしてんじゃないわよ!あんたが元凶なんでしょうが!この疫病神!(# ⊳Д⊲)」

龍太「だからちげーし!クラスのやつらとちょっとからかってやろうとしただけだし!そしたらあいつら最後は、俺だけのせいにしやがったんだよ!ひでえだろ!」

小百合「ちょっとからかってがなんでこんなおお事になってるわけ!ひどいのはあんたの間抜けな顔でしょうが!(# ⊳Д⊲)それでお母さんパートまで休むはめになったんでしょ!何をやったのよ!」

龍太「もう言わねーよ、言ったって怒るだけだし疲れんだよ!姉ちゃんの相手すんの!( ゚Д゚#)」

小百合「いいから言いなさいっての!またそのくっだらない週刊誌でどつかれたいの!(# ⊳Д⊲)」

龍太は手に持ってた少年ゾンビの週刊誌を取られまいと後ろ手に隠すように眉間にシワをよせしぶしぶ話しだした。

回想、今日の朝!
龍太のクラスの授業が始まる前、教室の入り口でひもを両手にいたずら笑いの龍太!数人の生徒もはやし立てるように笑いをこらえてる時ちょうど3年2組担任の美川茜(よしかわあかね)29がピンクの派手な洋服の爽やかな笑顔で入ってきた。

美川「おっはよー!みんな〜ちゃんと漢字のテスト勉強やってきた〜?机の上の物しまってね!始めるよ〜!(*´▽`*)」

みんな、「ハーイ!\(^o^)/

龍太「勉強なんて、してねーよ!グヘヘ…」

Nナレーション、スケベヅラしてんなあ~!(-_-)

A男「先生一番上のボタンはずれてるぞ〜!❤」

B男「まじで…キャハハ!!!」

C男「龍太、やれやれ〜!(≧▽≦)」

D子「龍太やめなさいよ!( ⊳Д⊲#)」

E男「先生上見て〜!(笑)」

F男「やばいよ〜!(*^▽^*)」

G男「先生は胸しまってえ〜!❤\(^o^)/」

入り口の上には10リットルぐらいてんこ盛りに入ったバケツが仕掛けてあったのだ!美川はそれに気づく事なくストレートに教室に入っきた瞬間、たくらみ笑いの龍太によってバケツに繋がれていたひもがひかれ派手に水をかぶるはずだった!しかし予想はおおいに外れてグラっと傾き落ちてきたバケツは虚しくほぼそのままの重量のまま、もろ美川の後頭部にガンと直撃してしまった!

そして美川が「うっ」と床にひたいもその後同時に打ち付ける感じで倒れ、バケツの水は床に叩きつけられるようにバッシャァーンと広がり、クラスは静まり返りうつ伏せのまま動かなくなった美川を一同を目前に一気に教室が凍りついた!

普通じゃねえから!4「一難去ってまた一難!?」

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神社から臨時収入?を得た龍太はその足で日暮れの坂道を駆け上ると商店街の端の角にある小さな本屋に向かった。
龍太
「一度新品で買って見たかったんだあ~!」
龍太は何だか感動気味に週刊誌の一冊少年ゾンビを手に取り、レジのおっとりとしたおじさんにお金を払うとすぐに店を出てきた。が、その時偶然にも外で高一の姉に出くわしてしまった。母と同じ無駄遣いにはとてもうるさい姉の小百合(さゆり)。とっさに後ろ手に本を隠そうとしたが、それよりも先に素早く小百合に取り上げられてしまう。

小百合
「あんた、何勝手に寄り道してこんなもん買ってんのよ!週刊誌なんて立ち読みで十分でしょうが!お父さんが駅で拾ってくる雑誌じゃ我慢できないの!うちはお金に余裕もないんだから、安易にお金を物に変えるなってお母さんにもいつも言われてるでしょ!」

渋った顔の龍太

龍太
「いいじゃん、俺だってたまには欲しいもんくらい自分で買いたいし!家で菓子食べながらじっくり新刊読みたいんだよ!お父さんの拾ってくる週遅れのものばっかじゃ話題についてけないし!それに金は使ってこそ価値があるんだぞ!<(`^´)>だいたい姉ちゃんは高校になってスマホ買ってもらって俺には何にも無しで我慢しろなんて不公平だろ!」

小百合
「テストも赤点のバカのくせにいつまですねた事言ってんのよ!あたしは高校になったらアルバイトしたいから、何かとスマホとか必要になりそうだから買ってもらったのよ!遊ぶ為に使うわけじゃないわ!たまには遊ぶかもだけど!それより、なんで小学生のあんたがこんなに帰るのが遅いわけ?塾に行ってないからって勉強もしないで好き放題遊びほうけてたらますますバカになるのよ!」

怒りの流れで週刊誌でバンと一発龍太の頭をなぐる小百合!

龍太
「いってえなあ〜!叩くなよいちいち!俺の場合行きたくても貧乏で行けねえだけだって!勉強する気はちゃんとあんだよ!ふん<(`^´)>」

小百合
「自慢してんじゃないわよ!塾とか関係なしに最低限の事はちゃんとしろって言ってるの!あんたのせいであたしら家族まで恥かくんだから。てか、貧乏のあんたが何でお金なんか持ってんのよ!お小遣いはいつも買い食いでもらってもすぐ消えちゃってたでしょ!こんなくだらない本買う余分な金ないでしょうが!誰のお金カツアゲしたのよ!(# ⊳Д⊲)」

龍太
「違うって、カツアゲなんかしてね〜よ!ちょっとした臨時収入があったんだよ!ご褒美っていうか!(;^ω^)」

小百合
「臨時収入ってなんなの?!(⊳Д⊲)掃除のボランティアでも始めたわけ!いつも問題ばっかおこして白い目で見られてるあんたが!?全然想像できないんだけど!」

龍太
「母ちゃんみたいなこと言うなよ!それバカにしてんじゃん!<(`^´)>いやそうじゃなくて、坂の下の神社でちょっと!いろいろと・・・」

小百合
「はあ?賽銭盗んできたの!犯罪じゃない!お母さんに言いつけるわよ!(# ゚Д゚)」

小百合に強く押されるようにたじたじする龍太!

龍太
「違う、違うよ!賽銭箱じゃなくて、水のたまり場みたいな所に入ってたやつだよ!五百円が俺に向かってきらきら光ってて、つい俺に貰ってくれって魔がささやいたみたいな!へへ。(;^ω^)」

小百合
「いやそれ、賽銭ドロと変わんないでしょうが!バチあたるわよ、あんた!もう、家から出て行きなさいよ!周りから泥棒家族とか言われたら恥ずかしいから!(# ⊳Д⊲)」
龍太
「うるせえな、好き放題言ってんじゃねえよ!もともと馬地辺(ばちあたり)家族だからしょうがないだろ!姉ちゃんだって、どうせこれからアルバイトとか言って、その身体でだましてもうけるんだろう!美人とかいつも自慢してるし血は争えないってやつじゃん?さっきから向こうで魚屋のおじさんよんでるぞ~!愛想ふりまいてきたら!<(`^´)>」

小百合が「なっ!(# ⊳Д⊲)と言葉につまり不機嫌に振り向くとお姉ちゃんウナギ安いよ~と確かに姉に向かって叫んでる威勢の良い男性がいた。

再び小百合が向き直るともう龍太はそこにいなくいつのまに姉の手からひったくったのか少年誌を片手に全力でにげて行こうとする龍太の姿が道の向こうにみえた!
小百合
「あのバカ待ちなさいよ!龍太!もう二度と一緒にお風呂入ってあげないからね!(# ⊳Д⊲)」

その言葉にぴたっと反応して立ち止まり振り返る龍太。にへら笑いを浮かべて!

龍太「それはちょっと反則でしょ〜!」

N、似たもの姉弟?てか、姉ちゃんも深そうな闇抱えてんなあ〜\(◎o◎)/!

普通じゃねえから!3「厄日のご褒美!?」

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カラスとのハプニングで物置小屋の上から飛びおとされるように地面に尻もちをついた龍太!なんとかお尻に激痛を感じながらも大事には至らなかった!

龍太
「くっそー、まじでいってえなあ〜!(# ゚Д゚)バカカラスめ!獣の分際で人間様に歯向かってんじゃねえぞボケナスが!今度来たらぜってえ思い知らせてやっからな!」

N、いやいや、カラスにケンカ売られてもな〜大人げな〜いってまだ子どもか〜!

ブツブツと嫌味たらしくその場を離れる龍太!
いつの間にか茜色に染まる空を背中に龍太は水の流れるたまり場のお地蔵様とすれ違った!
砂利道は踏みながら、何気に水の中を覗くと沢山の小銭が沈んでいた。

龍太「お〜!ちょっと、ちょっとなんだよ〜!めっちゃいいコイン入ってんじゃん!」

N、いや、それは…!(-_-)

だいぶうっぷんが溜まっていた龍太は何を思ったのかいきなり水の中に手を入れると一枚の500円玉のコインを掴みとった!
なんだかいきなり上機嫌の龍太!
龍太「そうだよなあ〜、1日の最後くらいラッキーなことないと人間生きていけないよなあ〜!あんがとなあ〜!」

龍太はお地蔵様の頭をいたずらっぽく、ぱんぱんと叩くと…!

龍太
「坊主頭いかしてるじゃん!俺、馬地辺(ばちあたり)って苗字の響きのせいかなんかこういう事普通にやっちゃえるわけよ〜!俺の家すごいビンボーでさあ、同じ坊主頭のよしみで見逃してくれな〜!どうか誰にもばれませんように!」

N、転んでもただじゃ起きないタイプだなこいつは…おめでたい性格してる!

龍太は開き直るように、ポケットに500円玉をねじ込むとひしゃくですくった水をごくごくと下品に飲んだ!

龍太「ちなみに俺が坊主頭なのは床屋に行く金を節約する為なんだぜ!いっつも生えかかると父ちゃんにバリカンで剃られちまってよ〜!親孝行だろ〜!」

そのまま言いたい事を言うと神社から満足げに走り去っていく龍太!

N、こいつ、いつかほんまにばちあたるぞ…!(-_-)

たまり場のお地蔵様のひたいから、丸い小さなレンズのようなものがジーッと龍太の走って行く後ろ姿を見つめていた。

普通じゃねえから!2「災厄な1日だぜ!」

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今朝、俺のクラスの担任が救急車で運ばれた!

人生ついてねえ日ってほんとついてねんだなあ〜!

昼下がりの神社の物置の上でくつろぎぼやいている龍太!龍太の憩いの場だ!不機嫌な顔してブツブツいっている彼ね様子を雀たちがちらちらと木々から伺っている。

龍太
「なんでだろうな!あれ、おっかしいなあ〜!なんでこうなったんだ〜!ちょっとふざけてやろうとおもっただけなのに、こんな大げさになるだなんてくそ〜!クラスのやつらも面白がって賛成してたくせに、俺だけ悪者になるなんておかしいじゃねえか!まあ実際言いだして行動したのは俺なんだけど、女子だって行動する男の子はかっこいいとかなんとか調子いい事言いやがって!結局ぶりっ子ばっかりで誰も味方してくれるやつもいなかったんだぜ〜!ひでえと思わねえか〜!あ〜〜、めっちゃむしゃくしゃする〜!おかげで授業が潰れて母ちゃんまで呼び出しくらって校長室で説教だぜ!パート忙しい中呼び出されて俺のせいでペコペコ頭下げてなんか俺めっちゃみじめだったわ〜!」

カラス
「かあ〜〜〜!」
まるでこっちがむしゃくしゃすると言わんばかりのカラスの不機嫌な鳴き声!縄張りを汚されて怒っているのか!

龍太
「うっせえな、ここは俺の憩いの場所なんだよ〜、文句あるならおまえがあっちいけよ!(# ゚Д゚)」

龍太はカラスに八つ当たりするように手に持っていた木の枝をカラスに投げつけた!

だが縄張りを汚されたとおもったカラスも相当気がたっていたのかふいにバサバサと龍太の顔にいきなり襲いかかってきた!つがいでいたらしくたぶん近くに巣があったのだろう!「痛え〜!」
龍太もびっくりして慌てて背後にあったランドセルをひっ掴むと思いっきり対抗するように振り回した。だがそのままどうようするように屋根から飛び降りてしまったためか運悪くお尻を打ってしまった!

Nナレーション、龍太も病院行きか〜!(*^_^*)

普通じゃねえから!1「風に舞い上がるセーラー服!」

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なんだか急にいつも暗い話しや絵ばかりだったから思いっきり家族のドタバタコメディを描いてみたくなりました!なんとなく描いたけどこんな感じのキャラクターが浮かびました!高校1年生の小百合(さゆり)と小学3年生の悪ガキの龍太(りょうた)の姉弟です。

 

龍太
俺の家は年の離れた姉ちゃんがいてパート勤めの母ちゃんに酒好きで女癖の悪い父ちゃんがいる。偉そうなことは言えず、そうゆう俺はちょうがつくほどのお調子者の悪ガキなんだけどさ、学校ではしょっちゅう、いたずらして楽しんでるごく普通の少年盛りの人間だと思ってる。だからストレスもたまらないお気楽人間だと思うか?でも俺にもいろいろあるわけよ!さっきも言ったように家が貧しいのも原因かな!父ちゃんはその日暮らしの感じかたまに工事の仕事に出かけるかでかけないかで、ほぼ母ちゃんのパートで家は持ってる感じ!だから家のほとんどのものは節約でゲームもほとんど買ってもらえない。ランドセルは貰い物のお古だしさ!来てる服もリサイクルショップやバザーや貧しい人支援の中古ばかり。お姉ちゃんが生まれたときはまだ父も結構まともに働いて家を支えてたらしくて何かと安定してたらしい。いつのまに幸せの期限が過ぎたのか僕が生まれる前には父ちゃん母ちゃんも日々の喧嘩が多くなって最悪な状況だったみたい。父ちゃんは夜も飲みに歩くしそれは今にいたってもだけど!愛情不足っていうの!おかげで頭も顔も母ちゃんのストレスでお腹に栄養足んなくて生まれてきたっていう、満たされないっていうか・・・!姉ちゃんは結構まともな顔に生まれたのに俺って何かさえない中途半端な顔で生まれてきた感じする。コンプレックスっていうのか?難しいことはわかんねえけど、バカだからさ!だけど、そんな俺の強い願望が神様に通じたのかそれからしばらくして俺にも家族にも人生をひっくり返すような出来事がおきたわけよ!

青い影帽子!10「真夜中のパインアイス!」

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絵理香
それに今日は水曜日でお隣さんが居るらしくさっきからこの子らの泣き声でしきりに壁ドンしてくる。いつもはお婆ちゃんがひとりで暮らしてるみたいで耳も遠いのか何も言われる事はなかったから安心してたんだけど…寮暮らしで働いている息子さんが週に一度帰って来るらしいの。廊下ですれ違って赤ちゃんがうるさいと注意された事があってから気まずくなって苦手になっちゃった。痩せて眼鏡をかけて背の高い人だったけどすっごく神経質な感じもした。とりあえず押入れにこの子たちいれとけばうるささも半分になるかなと気を使ってるつもりなんだけどこの子たちは怖がってかますます泣くんだよね。私も鈍感なのかな!(開き直り)こういう時のアイスってめっちゃ美味しく感じる!パイナップルアイス最高!♡(≧▽≦)もう深夜の3時半近くで眠たすぎるんだけどオムツの確認しなきゃ!(-_-)