思春期お絵描きブログ

主に思春期の心情風景をテーマにしたイラストを描いています。辛気臭いものが多いですが、どうか、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

それでも太陽は赤く染まる!第21回「春台風美咲!」

f:id:a919255217:20180915171038j:plain自転車の衝突事故でぶつかって相手の先輩の梶谷に死ぬほどの制裁を加えられたひとし。やっとの思いで逃れるように走り回り目的地の書道教室に到着し、心身の落ち着きを取り戻そうと入るもつかの間、そこにはまた新たな精神への障害が待ち受けていて・・・。

第21回「春台風美咲!」

トラウマの事故現場から逃げるように走ってきたひとしはある程度の場所まできて再び自転車にまたがりペダルを手あたり次第漕ぎまくった。どこをどうきたのかそれでもいつのまにか通っている書道教室の前にたどり着いた。

外の見慣れた塾の看板の荒川塾教室と書かれた太い文字をみてひとしは安心感を覚える。
心臓はばくばくで少し冷静になってひとしは自分の手や足が小刻みに震えているのに初めて気づいた。死ぬものぐるいで走ってきたせいか他事を気にしている暇や感覚がほとんどなかったのだ。

塾の入り口の室内にみえる掛け時計がもう11時10分を過ぎていた。完全に遅刻だ。ひとしはため息をつくように眉間にしわを寄せる。

ひとし
「どうしようかなあ~!」

さやかに会うのは少し抵抗があったが、今はそれより、さっきまで追いつめられるようにびびらされた3年の梶谷先輩の怒っていた顔や暴言の方が生々しく脳裏に焼き付いていて勝っていた。

ひとしは決心してその記憶を無視してでもかき消そうと呼吸を整えふらつくように手前の自転車置き場に入ろうとした。が、

今日はやけに子供よりも大人の自転車の方が多くて、ひとしの自転車はほぼ定員オーバーで自転車の後ろタイヤが半分の道路に、はみ出し駐車になってしまった。

ひとし、「仕方ないか!」と心でつぶやきながら前かごからカバンをとるとかごがちょっとぐらぐらでへこんでいるのがわかった。

ひとし
「仕方ないや!」と再び魂を吐き捨てるような勢いのため息をはきながら塾の入り口のガラス扉を開き入っていった。

教室の前の廊下では、見た事もないたくさんの大人たちがにぎやかにざわついていた。男の人もいたけど、お母さんらしき女の人ばかりだ。知らない子供も数人いる。たぶん新入生歓迎とかで授業の様子をみにきた保護者の方達だなと、外の沢山の自転車の数にも納得して、ひとしはぺこぺこ「すみません!」と道をかきわけて通してもらいながら進んで行く。

教室に入ると席はすでに小さな子でいっぱいで、5列目の一番前のはししか空いていなかった。先生のすぐ横で気が散ってあまり座る気にはなれなかったがもう仕方がない!
ひとしはおそるおそる机に向かう!

と言っても、荒川先生は別に僕が入ってきたことなど気にもとめていない様子で四角い眼鏡を天井の蛍光灯に反射させながら習字を書いてきた生徒たちの字をみて「ここはもう少し、しっかりと抑えて書こうな!」等、だみ声でいつも通りに相手にしていた。

その方が楽だとほっとして机にかばんを置いて安堵感を感じていたひとしだったが、いきなり「あ~、にわとりが来た!」と甲高い声にハッとさせられる。

保護者よりもこの教室でしゃべっている子よりもだれよりも大きい声だ!耳が痛い!よりによって後ろの席が美咲だなんて!(>_<)

美咲はさやかの妹で今年小学校3年になる。女の子にしちゃ破天荒でしょっちゅう走りまわっておしゃべりでそろばん塾の時はよく先生から注意を受けている生徒だ。しかもぶりっこだ。ひとしにもよくちょっかいを出してくる。おっとりとしたさやかと違ってどちらかといえばひとしには苦手なタイプだ。
(服部なのに、だじゃれにかけて、にわとりとか!(-_-))

それに今日はさっきまで歯医者やら、先輩やらでいろいろとハプニングがありすぎて頭の中の思考が追い付かず静かにしてほしい気分だったのに、そうはさせてくれなかった。

美咲はにやにやして座って、足をぶらぶらしている。真面目に字を書いている様子にはとても見えない!唯一のチャームポイントと言えば、ビー玉のように大きな澄んだ黒い瞳ぐらいだ。ロングな髪のさやかとは対象にヤンチャッぽい肩までのショート髪にかけズボンがひとしには、良く似合ってみえる。何を考えているのかわからないからたちが悪い!

はあ~っと軽蔑な視線を向けながらため息をもらすひとし!
でも、教室内を見渡してさやかの姿が見えなかったのはやはり、少しほっとした。
(ひとし、でもひょっとしたら、彼氏である梶谷先輩のハンドボールの試合の応援に行ってるのかもしれない!)

また暗い思考に考えがむき出したのを察知してひとしは頭から追い出すように首をふると美咲にあたるようにそれでも後ろの廊下にいる保護者の人達も意識し過ぎてか小声で・・・。

ひとし
「なんで美咲が後ろなんだよ!もっとさがれよ!僕が前に座れないだろ!」

美咲、いたずらっぽく・・・。

美咲
「だってこれ以上、さがれないもん!遅刻してきたにわとりが悪い!身体ねじればはいれるよ!こんなふうに!」

美咲は面白がって身体をくねらせてみる!

ひとし
「それでもさがんなきゃ座れないよ!美咲とちがって身体大きいし、これだとトイレットペーパーが入る隙間しかないじゃんか!」

美咲
「( ̄∇ ̄;)ハハハ・・・。トイレットペーパーって・・・。じゃ、にわとりがトイレットペーパーになればいいじゃん。ていうかトイレで書いてくれば!コケコッコーって変身して・・・。てか、にわとり後ろ寝ぐせたってるよ。トサカみたいに!今ならすぐ変身できるかも!!(^^)!」

(ひとし、むきになって・・・。)

ひとし
「なれるかそんなの!朝なおす時間がなかっただけだよ!しかもにわとりじゃないし!鳥の羽で筆が持てるかっての!\(`〇´)/」

(美咲、からかって・・・。)

美咲
「口でくわえて書けばいいじゃん!( ̄▽ ̄)」

(いらつくひとし!)

ひとし
「くたびれて、あご外れるわ!(#`〇´)」

そこにようやく先生がひとしの存在に気づいて・・・。

先生
「ひとし!遅れてきて喋ってないで!お手本の紙取りに来て!美咲もふざけとらんと少し後ろにさがりなさい!( ̄д ̄)」

生徒たちの習字をみながらもまわりの様子はいつも目を通してみてるのはさすが先生で70才まじかな風格がある。

美咲は、「は~い!」と口を膨らませて、しぶしぶ窮屈そうにわずかにうしろにさがったが、それでもぎりぎりで、ひとしはお手本を手に不満そうな顔で仕方なしにそろそろと机の間の隙間に身体を通すように座る。

だがいきなり・・・。ガシャーン!

背中にふいに痛みがはしり

ひとし
「痛あああ~~~!Σ(☆Д☆)」

情けない悲鳴が教室中に響いた!

美咲がふざけて再び机を前にひきだしたのだ。しかも靴うらもあわせて、背中とおしりのダブルであたっている!

美咲
「きゃははは!( ̄▽ ̄)」

先生
「美咲!いいかげんにしなさい!(#⊳Д⊲)」

笑いをこらえるように黙り込む美咲。すると、先生が怒るかと思いきや急に顔をほころばせて・・・。

先生
「かまぼこじゃないんだから!( ̄д ̄)」

何を言い出すのか!とひとし

ひとし(はい?(-_-))

笑みをこぼす美咲

美咲(えっ?(゚∀゚))

先生
「かまぼこは作る時、身がくずれんように木の板の上に張り付けて焼くやろ!別にひとしはちゃんと骨や筋肉があるんだから、わざわざ後ろから板挟みにせんでもくずれる心配なんかないんやで!(^ω^)」

美咲
「(≧▽≦)キャハハ・・・。にわとり丸焼きになっちゃう!から揚げチキンだよ。コケコッコー!」
(ひとし、はずかしそうに・・・。)

ひとし
「(うるさいなあ~。(-_-メ)」

他の周りにいる子達もこらえるように笑っている。後ろの数人の保護者たちの声も・・・。
(先生、そんな事などお構いなしに話を戻してきて・・・。)

先生
「まあ、赤ちゃんの頃はふにゃふにゃで板についとったかも知れんけどな。笑っとる美咲達もそうやて!赤ちゃんの時はみんな骨も柔らかくて歩かれへんかったで板に張り付けられ取ったんや!お母さんに聞いてみ!(^ω^)」

美咲、ぶりっ子になって・・・。

美咲
「ないわ!そんな事、絶対ない!先生だけだよ、そんなの~!(≧◇≦)」

(先生、さらに突っ込んで・・・!)

先生
「本当だて!美咲が忘れとるだけやわ!家に帰って押し入れの中よ~く探してごらん。赤ちゃんの時使ってた背骨ようの板が記念にしまってあるかもしれんで!(^ω^)」

再び教室中の子達がどっと笑い、保護者の方も笑みを浮かべている!

美咲、顔を少しあからめて・・・。

美咲
「ないってば、そんなもん。あったらまじ怖いし!(≧◇≦)」

そこまで来ると、先生もようやく真顔に戻って・・・。

先生
「さあ、もういいからさっさとやりなさい!帰れんぞしゃべってばっかおると!( ̄д ̄)」

教室の空気が自然とおさまりを迎える。先生はよく、こうやって教室の雰囲気を和ませようとする。一番多いのが「先生はまだ若いけどチョークの粉がついて頭が白くなってまったんや!(^ω^)」とかそろばんでも、よくみんなを笑わせてくるのだ!

「いやだ、やだ(≧◇≦)」と怒られて駄々をこねてる美咲を後ろに、ひとしは、いつのまにかもくもくと硯や筆、お徳用100枚入りの習字紙を取り出して、水の液体で墨汁を薄めていた。お手本の赤字は、「春の桜吹雪!」春らしいといえば春らしいとひとりで納得しながら!炭をつけた筆をゆっくりと紙の上に走らせて行く。
それでも、後ろの席の美咲が嫌がらせのようにイスの裏を両足でぶらぶら叩いてくるのはきになったが・・・。
少したって、習字を見せる生徒たちの列がなくなると先生がふいに思い出したように。

先生
「ひとし、それともうひとつこれ大事なお手紙な!きのうおまえそろばん来んかったで、今日も遅れてきて、どうしたのか知らんけど。忘れんうちに渡しとくわ!(・ω・)」

ひとし
「(素直に)はい・・・!(-_-)」

(先生、そう言ってひとしに一枚封筒を渡すと後ろに行きかけて再び振り向くと)

先生
「それから今日は最初から清書でやってな。先生新しい保護者の方達と話しがあって一字ずつ見とれんかもしれんで!まさかこんなに沢山くると思わなんだでな・・・。(^ω^)」

先生が皮肉に笑いながらそのまま後ろの生徒たちに個別に字の書き方を教えに席をはずすやいなや、またいたずら心で美咲が後ろから絡んできた!

美咲
「にわとり、昨日そろばんずる休みしたの!('ω')」

ひとし
「違うよ!ただちょっと気分が乗らなかっただけだよ!体調不良みたいなもんだよ!\(`〇´)/」

美咲
「ずる休みだ~、いけないんだあ~。\(^o^)/」

(ひとし、いちいちうるさいと思いながら、さやかが頭によぎる。こんな時さやかがいたら妹に注意してすぐにだまらせられるのに・・・。なので話題を変えるように習字の手は休めず美咲に・・・。)

ひとし
「そういえば、さやかと一緒じゃないんだ今日は・・・。( ̄д ̄)」

美咲、マイペースに・・・。

美咲
「お姉ちゃん今日、バレエの発表会だから朝からお母さんと栄に行ってるよ。会えなくて残念でした。にわとりお姉ちゃんの事好きだもんね。(≧▽≦)」

ひとし
「聞いただけだよ!やかましいから、美咲も一緒について行って踊ってこりゃよかったのに!(`〇´)」

美咲
「美咲は発表会まだだいぶ先だもん!ついて行こうかと思ったけど、昨日夕方まで一緒にバレエ教室のリハーサルに付き合って疲れちゃったもん。だから昨日そろばんきてもお姉ちゃん誘拐できなかったから、にわとりずる休みしてよかったねって!」

ひとし
「なんで僕が誘拐なんかするんだよ!好きとか勝手に決めつけて!面白がるなよ!\(`〇´)/」

美咲、からかうように・・・。

美咲
「なんで~。だってこの間、お姉ちゃん連れまわして誘拐しようとしてたじゃん!美咲も一緒に!\(^o^)/」

ひとし
「勝手についてきたんだろ!面白がって!僕は買い物行って家帰るだけだったのに、どこからきたかわからんとか途中で言い出してふざけて結局自分らで帰ってったんじゃんか!\(`〇´)/」

美咲、ひとしの言葉なんかまるで無視して後ろで字を書いてる少女に・・・。

美咲
「この人、こないだお姉ちゃん誘拐したんだよ!好きだからって家まで連れまわして!( ̄▽ ̄)」

話しかけられた少女はうっすらとひにくわらいを浮かべている。

ひとし
「だからしてないって!えっ!(゜o゜)」

いつのまにか、ひとしの横に眼鏡の小柄な少年が書いてる字を冷めて視線で眺めていた。

(ひとし、少し、たじたじして・・・。)

ひとし
「な、何かな!Σ(;^ω^)」

(美咲、それに気づいて、すでに知り合いらしく・・・。)

美咲
「その子、あんましゃべんないよ!美咲と同じ町内に引っ越してきたばかりだから。同じクラスだけど!なんか学校嫌いで来れないみたい!('ω')」

ひとし
不登校なの!じゃ習字には来るんだこれから!(-_-)」

美咲、得意なおしゃべりで両足のぶらぶらはやめずに筆を硯に浸して・・・。

美咲
「まだ、入るか分かんないし、この子のお母さんも来てたけどすぐに帰っちゃった・・・!美咲のお母さんと同じ仕事場のパートだからどこか良い塾紹介してって!お母さんここ教えたの!離婚してお父さんいないから忙しいんだって!あと中一のお兄ちゃんがいるみたいだけどお父さんと近くに住んでるみたい。お姉ちゃんと同じ学校だって!(^_^)」

ひとし、ぺらぺらとおしゃべりな美咲の話しと横にいる眼鏡の子の視線の交互でどこかやりにくそうに筆を動かしながら!

ひとし
「昨日始業式だったけど、会ってないなあ~。その前に名前知らないし!離婚してるなら苗字違うよね!( ̄д ̄)」

美咲
「わっかんない!けど、にわとりみたいな不細工なんかよりかっこよかったらたぶん、お姉ちゃんとられちゃうかもね!\(^o^)/」

ひとし
「なんかよりってなんだよいちいち!!\(`〇´)/かっこよくたって性格悪かったら意味ないだろ!てか、その前にさやかって梶谷ってやつが好きなんでしょ!同じ近所ついでに聞くけど、って言っても美咲は知らないか、そんな人!( ̄д ̄)」

咲、わりとすぐ、すんなりと・・・。

美咲
「知ってるよ。同じマンションだもん!髪の毛茶色に染めてる人でしょ!(#^^#)」

(ひとし、ああ染めてたね、ヤンキーみたいに凶暴だったし!(-_-))

美咲
「なんでいきなり梶谷君の話しが出てくるの!(・ω・)」

ひとし、どこか皮肉まじりな声で・・・。

ひとし
「別に!昨日、朝校庭でさやかと仲良さげに話してるの見たからつき合ってるのかなあ~~って!(-_-)」

(なかなか字がきれいにまとまらず次々と新しい紙にかえて筆を走らせて行くひとし。)

美咲
「美咲はよくわかんないけど、仲はすっごくいいよ、お姉ちゃんが小学校の時から同じ分断で一緒に登校もしてたから!それとめっちゃかっこいいし。バスケ部の部長とかもしてたって!('ω')」

(ひとし、今はハンドボールの部長とかしてるみたいだけど、やっぱり荒れ系のスポーツマンなのかな!(-_-;))
ひとしはなんだか面白くろくなくて嫌味混じり言葉が頭にどんどんあふれてくる・・・。

ひとし
「そうなんだ?でもあの人怒ると怖くない!ヤンキーっぽいし、めっちゃぐれてる感じがするから!(`〇´)」

美咲
「そんな事ないよ!お姉ちゃんに怒ってるとこ見た事ないもん、美咲にも!(*´ω`*)」

(ひとし、そりゃ女の子にいきなりはキレないだろう!(-_-メ))

美咲の言い方にさらに不満を感じて・・・。

ひとし
「けど、やばいよ。髪なんか染めて!頭いかれてるよ絶対!( ̄д ̄)」

美咲、急にいたずらっぱくにやついて・・・。

美咲
「ああ~、言ったろ~!梶谷君に美咲の塾にいるにわとりが頭のいかれた不良だって馬鹿にしてたって、そう言っとくわ!\(^o^)/」

(ひとし、ハッと言いすぎたと思い動揺を隠すようにむきになって・・・。)

ひとし
「いいよ、よけいな事言わなくて、誤解されたら、僕が殴られるだろ。学校行けなくなったらどうすんだよ!実際さっきも殺されそうになったし!\(`〇´)/」

また、字が上手くかけなくていらいらして紙を丸めるひとし・・・。

美咲
「へえ~、そうだったの?なんで!(゚∀゚)」

面白がる美咲!

ひとし
「自転車ぶつかったんだよ、向こうもスマホでよそ見して悪いくせに、変ないんねんつけてきてさ!野獣みたいな顔して!逃げなかったら死ぬ所だったよまじで!(#`〇´)」

美咲
「にわとり自転車ごとコケたの~!コケ~って走って逃げてきて!だっさ~~~!\(^o^)/」

ひとし
「うるさいよ!とにかく余計なこと言わなくていいから、くちチャックしとけよ!(#`〇´)」

美咲
「どうしよっかな~。あ~、でもお姉ちゃんの顔みたら言っちゃいそう。にわとりがお姉ちゃんの事好きで、家までついてきて梶谷君にぼこぼこにされてたよって!( ̄▽ ̄)」

ひとし
「ぜんぜん話しが違うじゃんか!完全に僕が悪者になってるし。ストーカーじゃないぞ僕は!\(`〇´)/」

美咲
「んふふ・・!じゃあこれは!今日お姉ちゃん来てなくて、にわとりさびしそうにしてバレエ一緒に踊りたがってたって・・・!(*´ω`*)」

ひとし、(それもぜんぜん違うけど!だいちバレエと聞いてもあまり興味ないからぴんとこないし、習っているのは聞いてたけど。でも、くつでつま先立ちを見せてくれた時はちょっと感動したな!(-_-))

ひとし
「まあ・・・。それなら別にしゃべってもいいかな!じゃっかん違和感あるけど!(-_-)」

と、突然ひとしの首筋にひやりとした感触がして手元がくるい字がゆがんでしまう。

ひとし
「ひやあああ~~~!Σ(゚Д゚)」

情けない裏返った声が教室中に響き渡った。

そして反射的に机も傾き墨汁を薄める水をこぼして用紙をおさえる文鎮もおとしてしまい床でキーンと鈍い金属音が走った。

ざわざわしてた教室内や廊下が一瞬完全に静まり返る

美咲
「(\(^o^)/ニャハハ、そんな事言わないよ~~~だ!」

おかまいなしにからかってはしゃぐ美咲!

(ひとし、不機嫌顔で怒って!)

ひとし
「ああ~も~、何してんだよ~~~!(#`〇´)字がいがんじゃったじゃんか~!首にすみなんかつけるなよ~。お前も頭おかしんじゃないのか!本当に~!」

美咲
「きゃはは(≧▽≦)、やっぱり梶谷君にボロクソ言ってたって言よ~~~!」

その時いきなり後方から爆弾が落ちるような怒った先生の大声が・・・。

先生
「やっかましい~って、さっきからお前たちは~~~!(#⊳Д⊲)くっだらない事、ベラベラ、ベラベラといっっまでも!手も動かさんと!美咲はふざけてばっかでぜんぜん書いとらんし!ひとしも中二で一番お兄さんなのに一緒になって騒いどってどうするの!他の小さい子たちの方がおとなしいでしょ!」

(不意をつかれて教室中も一瞬びくついて書いてた字が歪んじゃった子も何人かいた・・・。)

ひとし
「(僕は手は動かしていたけど・・・。巻き込まれた。(-_-)」

何気にひとしが隣りで書いてる子をチラ見すると習字紙に落書きして下に隠しているのが見えたがひとしたちを意識して見てる先生の目には入らない。

(ひとし、席を立って床にこぼれた水しぶきを前にあったバケツの雑巾でもくもくとふきだし。先生がこっちにせまってくるのと同時に眼鏡の少年も何気に空気を読んだように後ろの廊下の保護者達の方に戻っていった。)

(美咲、怖い顔で睨んで近づいてくる先生に、得意のぶりっ子で足ぶらぶらと弁解するように・・・。)

美咲
「違うよ、だって、美咲はあと名前だけだったのに、にわとりが変な事言って笑わしてくるから間違えちゃったんだよ。(´;ω;`)」

ひとし
「(僕のせいかよ!(-_-メ)」

先生、もう聞く耳持たない感じでさらに雷のような大声で・・・!

先生
「だっても、ヘチマもあるか!(#⊳Д⊲)ほか事しゃべって、脳みそよそに散歩に行っちゃっとるからそうなるの!集中して書いとればそんなもん間違えせんて!」

(美咲、面白がってまたぶりっこに・・・。)

美咲
「ちがう~!(≧◇≦)のうみそだけで勝手に歩けないよ~!」

先生
「いいから、無駄口叩いとらんと次の紙だして早くやりなさいって事、美咲は!もう時計も12時過ぎとるだろ針が!明日の朝まで残ってやってくか先生と!(⊳Д⊲)」

美咲
「いやあああ~~~、魔法の城のサニーが始まっちゃう!(≧◇≦)」

(先生またもやいたずらの声色に変わって・・・。)

先生
「ええて!そんなものは!魔法のほうきに乗って、先生が替わりに美咲の家に行って最後まで観といたるで!(⊳Д⊲)」

(美咲、駄々っ子で甲高い声でさけんで・・・。)

美咲
「いやだあ~、そんなの!自分で観なきゃ続きわかんないじゃん!(≧◇≦)」

(先生、さらにからかうように・・・。)

先生
「ついでに美咲の分のご飯とおやつも全部食べてったるでな!お母さんにも伝えとくで、美咲は今日から先生んちの子になるから塾で必死で勉強しますってそう言ってましたって!なんならいっそのこと結婚するか先生と!(*´ω`*)」

(美咲、必死に笑ってるのか動揺してるのか机をバンバンして・・・。)

美咲
「な~~んで!なんでそうなるの!絶対嫌だし!なんで美咲が白髪の生えたお爺さんなんかと結婚しなきゃなんないの~!\(≧◇≦)/」

(先生、吹き出しそうに眼鏡の奥の目が笑って・・・。)

先生
「失礼な事言うやっちゃなあ~お前も、先生まだ28歳だて、\(◎o◎)/!チョークの粉が飛んで髪が白く見えとるだけ!気づかんかった?」

美咲を含め、教室中が爆笑に近い渦に、他の子たちも口々に大声で「風呂入って頭洗わんの~、( ̄▽ ̄)」「いやあだあああ~(≧◇≦)」「ありえんし~!(≧▽≦)」繰り返しさけび出し・・・。

先生・・・もついに完全に爆発してありったけの大声で・・・。

先生
「やかましいいいいいいいい~~~~~~~~い!(#⊳Д⊲)」

最後まで御茶の葉をにごして習字が終わった。

それでも太陽は赤く染まる!第20回「青い空の下で!」

f:id:a919255217:20180909160001j:plainこころない歯医者で、助手の神山に長々とありがたい説教話しに付き合わされて結局習字の時間も大幅に過ぎてしまい、不満とあせりで自転車を猛スピードで走らせていたひとし。
だが、無我夢中で苛立ちと戦うようにペダルを漕いでいたせいか、さやかが住んでいると思われる街、細い十字路の交差点で気をとられいきなり不意に横切ってきた別の自転車とぶつかってしまう・・・。

第20回「青い空の下で!」

瞬間、時間が止まったように「わあ~っ!Σ(゚Д゚)」と一瞬にガシャーンとその場に倒れ込んだひとしは、腰と尻もちを強く打ち付けたようだが、それでも痛みをこらえるようにすぐにゆっくりと起き上がった。

スポーツ系のマウンテンバイクのような自転車!とほぼ同時に倒れた相手の姿がまぶしい太陽に照らされながらも鮮明に視界に飛び込んできた。黒いTシャツのユニホームに白い短パンズボン。シャツには1とゼッケン番号が書かれていた。

その姿に一瞬あぜんとしたが、ひとしはその相手が、昨日さやかと校庭で親しげに話していた今年3年になる梶谷秀一(かじたにしゅういち)だとわかった。

梶谷の方も「う~ん!」と短くつらそうなうめき声をあげたかと思うと、にらむようにひとしにふりかえり、「痛てぇ・・なあーーー!」と自力で起き上がるように罵声を飛ばしてきた。

あ・わわ・・・Σ(゚Д゚)
突然の罵声にびくんとするひとし。
冷や汗と一緒に心臓の鼓動がじょしょにバクバクと大きな音を立ててゆくのが分かった。

梶谷はハンドボール部で部長もしていて、行内では有名で名前の知られている生徒だった。おまけに外見もかっこいい・・・。

でも髪を茶色に染めているからかちょっとヤンキーっぽい風格がありしてひとしは苦手意識を感じていた。

ひとし、何とか言葉を探すように緊張した声色で・・・。

ひとし
「だ、だいじょうぶですか・・・!Σ(゚Д゚)」

梶谷
「はあ、だいじょうぶじゃねえ!(# ゚Д゚)俺の新車に何してくれとんだ!」

ひとしのひと言もむなしく一瞬で言葉のキャッチボールを叩き落されてしまう。
しかも運動部のせいかさすがに声には無駄な迫力があり、威圧されたひとしはただ、たじたじするばかりだ。

梶谷
「くそが!」

梶谷、吐き捨てるように、ゆっくりと苦痛と見下しの表情をみせながらも立ち上がると倒れた自転車を手際よくチェックするように見回すと、首にかけていた青いスポーツバッグを地面に投げつけて、そのはしの道路脇に落ちてる何かを拾いに行く。

梶谷
「壊れてねえよな!」

独り言のように長方形の平たく黒い物体を手にした。どうやらスマホのようだ。
なにやら、いろいろなデータを確認しているのか誰かにメールを打っているのか、いずれにしても、ひとしはここにいてはいけないと本能と無意識に何かを感じたらしく、どさくさに梶谷に感づかれないように、前かごから飛び出した習字道具を急いでかごに戻し身体に痛みをかんじながらも無理して立ち上がる。

ひとし
「いたた!」

だが、小声でつぶやくように、いそいで自転車にまたがった瞬間!後ろから・・・

梶谷
「おい、なに勝手に逃げようとしてんだよ、おまえ!(# ゚Д゚)」

ひとし、再びびくりとして、振り向きざま、ぼそっと・・・。

ひとし
「い、いえ、なんかもう大丈夫そうなのでいいかなって・・・。」

梶谷
「ああ!(# ゚Д゚)」

ひとし、いそいで弁解するように・・・。

ひとし
「い、いや、ちがいます。信号赤になるので、道路の真ん中にいたら危ないと思って、移動を・・・!」

梶谷
「じゃ、なんでいちいちチャリにまたがる必要あんだよ!降りろよ、さっさと!(# ゚Д゚)」

スマホを手につかつかと左足を引きずるような感じでにじり寄ってきた梶谷に恐怖しながらも「はい・・」と観念したように自転車からおりるひとし。

梶谷、舌打ちして・・・。ひとしをみくだすような視線で・・・。

梶谷
「て、いうかおまえさあ、ふつう人に自転車ぶつけといてなんかひと言ねえのかよ!」

ひとし、間近に来ると自分よりも一回りも大きい梶谷の威圧に動揺して・・・。つぶやくような声で・・・。

ひとし
「だ、だからさっき大丈夫ですかって!」

梶谷
「ちげーだろ~!ごめんなさいだろ~がまず!幼稚園のガキでも言えるぞそんな事!(# ゚Д゚)」

ひとし
「ぼ、ぼく、幼稚園じゃなくて保育園だったので・・・。(^ω^#)」

梶谷
「そんな話ししてねえ~よ!つーかこっち見ろっての、人が話してる時は!おまえ舐めてるたろ俺の事絶対!(# ゚Д゚)」

えりをつかまれるひとし。梶谷の顔をまじかに少しパニくってなきそうになりながら・・・。

ひとし
「ご、ごめんなさい!そんな事ないです。舐めてなんかいません!許してください!(;´д`)」

ひとしが情けない声を出すと多少悪気を感じたのか、梶谷は興奮を収めるように急に手をゆるめて離すと・・・。

梶谷
「まあ、スマホみてチャリ漕いでた俺も俺だったし、おあいこという事で許してやる!( ̄д ̄)いちいち警察呼んで事情聴取なんてのも面倒だしな。」

梶谷のいちいち上から目線の話し方には納得いかなかったが、なんとかこの場が丸く収まりそうでひとしはようやくほっとしたような表情をみせる。

が・・・。

梶谷
「でも、一応保険は必要だし。まんがいちの時に、名前だけ聞いとくわ。おまえ東中(ひがしちゅう)だろ、なんか見た事あるぞ。何年何組だ!( ̄д ̄)」

ひとし
「え・・・え、それはちょっと!困ります。先生に、迷惑かけたくないので!家にも知られたくないんです!Σ(゚Д゚)」

梶谷、ひとしのそんな態度に再び火が付いたように大声を張り上げて・・・。

梶谷
「はあ、何言ってんだおまえ!明らかに事故だろうがこれは!被害者ぶってんじゃねえぞ。俺の足見てみろ、さっきてめえに、ぶつけられた所が腫れあがっちまってるだろうが!(# ゚Д゚)」

ひとしの頭をつかむなや、梶谷は自分の左足に強引にぐいっと引き寄せる!

ひとし、梶谷の顔を目前にかなりおびえながらも精一杯つぶやくように・・・。

ひとし
「そ、それはたぶん、大丈夫です。か、梶谷さん中学生だから、医療制度でただでみてもらえますよ。絶対!(^ω^#)」

梶谷
「馬鹿かおまえ!自分でかした問題とんずらして、いっちょ前に他人任せにしてんじゃねえぞこら~!どさくさに俺の名前きやすく呼びやがって!やっぱりおまえ気に食わねえわ!クラスの連中の名前教えろ!そいつらからてめえの事聞き出してやるから!つーか、だちもいね~だろそんな性格じゃ!(# ゚Д゚)」

ひとし、おびえながらも少しむきになって・・・。

ひとし
「か、勝手に決めつけないでください。と、ともだちのひとりくらいいますよ!Σ(゚Д゚)」

梶谷
「いいから、さっさといえよ!試合に遅れるだろうが!おまえみたいにひまじゃねんだよ俺は!(# ゚Д゚)」

ひとし、「(学校への自転車通学は違法なんじゃ・・・。)」と喉まで言葉が出かかったが、今そんな事口走ったら間違いなくこの先輩に殺されると思い、踏みとどまる。

ひとし
「そ、その、仲の良いと、ともだちはやっぱりいないかも、知り合いなら、さ、さやかとかいますけど・・・。」

梶谷
「はあ、さやかって、1年のさやかと知り合いかおまえ・・・。(# ゚Д゚)」

ひとし
「い、いえ、ななんでもないです。遠い知り合い、人違いです!やっぱ・・・。」

梶谷
「どっちなんだ!ごちゃごちゃ何言ってんだかわかんねんだよさっきから!はっきりしゃべれよ、女かてめえは!締め上げるぞマジで!もういいわ!てめえが持ってるスマホか携帯あるだろ。出せ!(# ゚Д゚)」

再び、襟首をぐいっとつかまれるひとし。

ひとし、も再び冷や汗で鼓動がバクバクになり、恐怖で願望するように!

ひとし
「す、すみません!やっぱりどうしても言えないです!それから、携帯もスマホもないです。友達いないので!(^ω^#)」

梶谷、ひとしのそんな態度についに怒りが爆発したのか、襟首をつかんだままいきなり大声で「腹立つなあ~、おまえ!(# ゚Д゚)」ともう一方の手で。ひとしのズボンの左右前後ろのポケットに乱暴に手探りで突っ込んできた。

ひとし、突然の出来事にかなり動揺して両手で持ってつかんでいたハンドルが離れて自転車をまたもやガシャーンと倒してしまう・・・。

ひとし
「えっ!ちょ、ちょっとやめてください!ほ、ほんとに何もないんです!Σ(☆Д☆)」

梶谷の興奮した熱い息と目前の首筋に振動で何度も顔があたると少し汗ばんだ生温かい香りがひとしの鼻をついてウっとなった。しかも運動で鍛えてるせいか腕や身体の筋肉と骨の固い感触が生々しく伝わってくる。

梶谷、がしがしと探る手を止めずに不満を愚痴るように・・・。

梶谷
「マジ、くそイラつくんだよてめえ!この自己中やろうが!どういう教育受けてきたんだ~今まで!それとも生意気ないじめられっ子の不登校児か!だっせ~!生きてる価値ねーぞ!(# ゚Д゚)」

梶谷にされるがままパニクッてると、ちょうどその瞬間、「プップー!」と向こうから走ってきた赤いスポーツカーにクラクションをならされ、ふいにつかまれていた襟元の力が緩んだ。細い道路の真ん中で言いあっていたのでさすがに通行人には邪魔になるはずだ。

しかも中に乗ってたアベックらしく二人のサングラスをかけていた男女には、もめていた今のひとしたちの様子がかなり異様な光景に映っただろう。
ひとしは梶谷がスポーツカーの方に振り向いて気を取られているこの時を逃さずに、すかさず倒れた自分の自転車を無意識に起こすとそのまま横に惹きながら猛スピードで突っ走っていった。

梶谷
「おい、まてこのやろお~~~!(# ゚Д゚)」

だが、梶谷も反射的に逃げるひとしに気づいて、すぐに、走るように追っていく。部活で鍛えてるせいか殺意じみた目に走る勢いが凄まじい。さっき引きずっていた足がまるで嘘のように速い。

ひとし
「(わああああああ~~~~~~~~~~~!Σ(☆Д☆)」

ひさにペダルをぶつけながら、心の中でさけぶように振り向きもせず恐怖にひきつられ半泣き顔で走って行くひとし。

「プップー!」それでも2度目の強いクラクションに梶谷の倒れたままのマウンテンバイクが邪魔になってるのに気づくと梶谷は逃げるひとしの背中に息荒げ舌打ちするように、途中でかけ戻っていった。

それには気づかずに息をきらしながら死に物狂いでかけ走って行くひとしだったが、まさかこの皮肉にも、痛々しい出会いがこれからの1年、先の長い人生に彼が心のささえの大切な架け橋となるだなんてこの時のひとしにはまだ夢にも思わなかったのだ。

雲ひとつない青空に輝く太陽だけがそんな空回りしているひとしをあたたかく見守っていた。

それでも太陽は赤く染まる!第19回「タイムオーバー!」

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姉の美穂の思いつきの提案で朝の習字前の定期健診にしばらくぶりに改装された歯医者に自転車で顔を出したひとし。
だが、息子さんの代に代わって美人?の助手さんもついて、予想外の対応の仕方に戸惑いを隠せなくなり・・・。

第19回「タイムオーバー!」

習字の時間がこくこくとせまる中、助手の神山のきつい物言いに耐えていたひとしだったがついに10時の時間をまわってしまい身体の全精魂気が抜けたように観念して神山の歯の小言指導(ありがたいお話し)を結局最後まで聞く事に・・・。

神山、自分のペースを崩さずロボットのようにタンタンと説明を続けて冷めた表情のまま・・・。

神山
「それでは、話しの方長くなってしまいましたが、最後にさらっと磨き方の指だけさせていただきますね。服部さんいつも歯を磨かれるの食べてすぐですか?それとも結構時間置いたりとかしていますか?( ̄д ̄)」

ひとし、もうどうだっていいやと正直に開き直り観念したように・・・。

ひとし
「寝る前に磨いてます。(-_-)」

神山、すでに当然と分かっていたような口調で・・・。

神山
「これだけの汚れを見るかぎりそんな感じでしょうね。基本は食べた後すぐか1時間以内に磨いていただくのがベストです。やはり食べ物が歯に挟まったままの時間が長ければ長いほど不潔になってしまいますし、それだけお口の中に細菌が増えやすい状態となってしまうので、なるべくなら食べた後はやく磨くのを意識していただく方が歯石も出来にくくなりますし、虫歯の十分な予防にもなると思います。今、服部さんから聞いた話しでは寝る前だけという事ですけど、何か日中は磨けない理由でもあるんですか?」

ひとし、その言い方に少し反応に困ったような、神山の目を気にしてあたふたと言い訳を考えるように・・・。

ひとし
「あ、あの実は僕の家、最近洗面所に幽霊が出だしてへんな物音まで聞こえて歯磨きに集中できなくて・・・。Σ(゚Д゚)だから寝る前に適当に磨いちゃう感じなんです。」

神山、ほとんど動揺もせず平然とした口調のままきっぱりと・・・。

神山
「そうなんですか!そんなのただのゴキブリかネズミの見間違えとかじゃないんですか!別にコップと水さえあれば歯磨きなんてどこでも出来ますよね。歯ブラシ一本さえ持てば御自分のふとんの中でだって普通に・・・。違いますか?( ̄д ̄)」

ひとし、神山の強い威圧に押されるように言われるがまま・・・。

ひとし
「は、はい、そうです。(話し通じてるけど、通じない。(>_<)」

神山、相変わらず冷めた表情でたんたんと語るようにだがちょっと強く・・・。

神山
「ご両親の方はその事にかんして何か言ってるんですか!(⊳〇⊲)別に皆さん怖がられている感じがなければ、服部さんの気にしすぎだと思いますし、一度、精神的な病院へ行かれたほうがいいと思いますけど。それとも、もし服部さんに霊感みたいなものがあるとして別に変な危害を加えてくるようでなければ全然放っておけばいいんじゃないですか。詳しいことは知りませんけど私は仮にそんなもの見えたとしても全然気になりませんし、相手にもしませんけど。!(⊳Д⊲)」

ひとし、そんな神山の冷めた言い方に何の言葉も見つけられず・・・。

ひとし
「は、はあ~・・・。(-_-)(そんな感じですね。神経も図太そうですし、おばけの方が怖がって逃げていくかも・・・)」

神山、マイペースに話しを戻して・・・。

神山
「そんな事よりも、このままきちんと磨かなくて歯がぼろぼろになってしまってこの先の長い人生何も食べられなくなる方がよっぽど恐ろしいと思いますよ。おばけは何も食べないからいいでしょうけど。そう思いませんか!!(⊳Д⊲)」

ひとし、一方的に言われるまま、何も言い返せずこくりと無言でうなずくと同時に神山がなにか悟ったように。

神山
「なんか、服部さんすごく回りくどい話し方に聞こえるんですけど、私の言葉にいちいち下手な嘘つかなくていいですからね。磨くの面倒でやってなかったなら、そう言ってくれればいいいですし、私べつに怒りませんから!(⊳Д⊲)」

ひとし、ふいに胸がカッとあつくなり・・・。

ひとし
「(怒ってんじゃん。(>_<)てか本当に僕に霊感あったらどうしてくれるんですか!今の言葉謝罪してくれるんですか。(-_-))」

神山、悪びれた様子もなくたんたんとすぐに話しを切り替えるようにひとしに持っていた歯の模型と歯ブラシを見せつけるように・・・。

神山
「それで歯をみがくときですけど、ただあてもなくゴシゴシこするようなやり方だとかえって歯を痛めてしまうので、この歯と歯茎の間ですね、マッサージするような感じで、隙間から上下、右左と汚れをかきだしてあげるように磨きます。奥歯は特に磨きにくい場所でもあるので裏側まで念入りに行ってください。横向きのブラッシングだけですとよごれもあまり落ちないので。よくテレビなんかでうがい薬のようなもので歯の隙間まできれいにしてくれますとかやってますけど、あんなのは嘘っぱちなので、言い方悪いですけどようはお金儲けですね。楽に済ませられる事なんてありませんので、ちゃんと自分で磨いた方が確実ですね。あと、服部さんおうちのほうでネットとかされてるかどうかわかりませんが、ああいったのもですね、結構誤ったあてにならない情報とかも多いので、あまりむやみやたらとうのみにしないほうがいいです。もう中学生なので自分の意志で自覚できる年齢かとは思いますけど。( ̄〇 ̄)」

神山、だいぶ気力を奪われたように何の反応もないひとしに構わず話しを続けて・・・。

神山
「それから歯の細かい隙間に関しては、やはり歯ブラシだけでは届かない限界な部分がありますので、糸ようじとかでもいいんですけど歯間ブラシやフロスって聞いた事ありますかね。( ̄〇 ̄)ここに一応あるんですけど先っぽにやわらかいはりがねのようなこんなですね、小さなブラシがついていますがこれを歯間ブラシと言います。使い方は御想像されて分かる通り、この歯と歯の間ですね歯茎を傷つけないようにゆっくりと挿入して隙間にたまった汚れをこすって落とすような感じで磨いていきます。これは模型ですから入りやすいですけど、実際はもちろん歯の隙間には人それぞれ個人差がありますし服部さん特に矯正とかもされてなくて歯並びも悪いので入らないところは無理に入れる必要はないです。・・・。ちゃんと聞いててくださいね。( ̄д ̄)」

が時々、心に釘を打ち込むようにひとしがぴくんと反応するのを確認するかのようにそれでもマイペースにしゃべり続ける神山。受付の方からカランと誰かが入ってくる鈴の音が聞こえてきた。

神山
「それで、もうひとつはフロスですね。フロスの方はこんなふうに糸状に一つのケースに何センチかおさまっているもので適当な長さにきっていただいて、ようは歯間ブラシと同様歯の隙間に挿入して汚れをかきだして落としていくものですね。なので歯の隙間の虫歯になりやすい汚れはこの歯間ブラシやフロスを使用していただいて、歯や歯茎のマッサージは歯ブラシと言う感じですかね、毎食後このような感じで歯のお手入れをしていただくといいと思われます。あと先っぽがとがった隙間歯ブラシなんかもありますが、細かい所ですとやはり歯間ブラシとかの方が勇利だと私は思います。( ̄〇 ̄)最初はなかなか隙間に入らなくて面倒くさいという方もいますがなんでもそうですが、慣れですね。この後、帰りとかに薬局屋さんにでも行ってのぞいてみたらいいかもしれませんね。( ̄д ̄)」

神山、ひととおり話しがすんで一仕事終えたようなあまり気配りの感じられない横顔を沈んだ瞳のひとしに見せると最後に・・・。

神山
「とまあ、次の患者さんいらしたようなので、軽く説明させていただきましたけど、今後ですね、服部さんがどう磨かれるかによって歯の健康の人生が大きく変わってくるかと思われます。ざっとでしたが服部さんの方から何か質問とかありますか!特になければこれでおしまいにさせていただきますけど。( ̄д ̄)」

時間もだいぶ過ぎて、長々と一方的に話しを聞かされて少し緊張もほぐれたせいか、いつの間にかむすっとした表情に変わっていたひとしは思わず強い口調で・・・。

ひとし
「これ、全部わざわざ買わなきゃいけないんですか!うちの家族歯ブラシだけでこんなもの沢山使ってないですけど・・・。(♯-_-)」

神山、その言い方に神山も違和感を感じてか負けずと強い口調で言葉を返すように・・。

神山
「別に買う買わないの問題ではなくて、服部さん自信が御自分の歯をこの先一本でも清潔に長く保たせたいお気持ちがあるのであれば使った方が良いですよって事なので、他の方がどうとかなんて関係ないと思いますよ!(⊳〇⊲)ただ今の服部さんの歯の健康状態をチェックさせていただいた限りでは使った方がいいと私は思いますけど、それがもし面倒くさいのであれば先ほどもさんざん申しました通り近い将来的に年齢は若くしてお口の中だけぼろぼろのお饅頭ひとつ噛む事の出来ないしわしわなおじいちゃんのような歯になってしまいますよと申しましたけど、それは嫌ですよねって話しです。だからそれに関しては服部さんの好きに決めちゃってくれればいいですよって事なので・・・。もういいですかね、次の予約の患者さん待たせ過ぎてしまうと申し訳ないので・・・。!(⊳Д⊲)」

神山が少し嫌気をさしたように片付け始めるよう立ち上がり、強制的に話しを終わらせたかと思うと、ひとしの何も言い返してこない反応を確認してさらに・・・。

神山
「それから私からもひとこと言わさせてもらいますけど服部さん男の子なんですからもう少しはっきりと喋ってくださいね!(⊳Д⊲)ぼそぼそとしゃべってると他の方はどうか知りませんが、私はけっこうイラっとくるので。私は実家が犬山なんですけど年のはなれた弟が5人いてみんな、はきはきしてますよ!まあこれは私事で全然関係のない話しですけど。もう中学生なんでしたらなおさら、次からちゃんとお願いしますね!(⊳〇⊲)それでは先生呼んできます。」

ひとしの言葉も待たずに神山が「お願いしま~す。( ̄д ̄)」と奥に向かうと、数秒たって入れ替わるように上機嫌の院長先生がマイペースに現れた。

中野院長、無駄に笑顔を振りまくようにひとしの顔を見るや・・・。

中野院長
「お疲れさ~ん。それじゃお口の中確認するね~。イス倒すよ~。\(^o^)/」
ひとしは言われるまま魂の抜けた人形のように表情に力が入らないまま口を開ける。

中野院長
「おっ、ばっちし綺麗になったね。OK。しっかり歯ブラシの指導は聞けた!?(*´ω`*)」

ひとし、生ぬるい感触の悪いゴム手袋の指を唇に感じながら無理に作り笑いをつくると・・・。

ひとし
「は、はい・・・。(#^ω^)(人の気も知らないで。(♯-_-))」

中野院長、その言葉に満足そうにひとしのイスを起こすと・・・。

中野院長
「今日からまたしっかり磨いてね。次の定期健診で会う時、楽しみにしてるから!じゃあ、終わっていいよ・・・。気をつけて帰ってくださ~い。\(^o^)/」

先生の仏のような笑みは今のひとしの心には何の効果もなく、なんとか笑顔をつくりだして・・・。

ひとし
「ありがとうございました。(何が終わっていいんですか!人間ですか!?ていうかその性格、天然かよ!(-_-))」

すでに心に小さな怒りの熱が燃え上がり始めているのを必死にこらえてカバンを手に立ち上がるとひとしは急に我慢していた尿意がぼうこうに蘇りいそいそと治療室を後にした。

そして治療室どなりにあったトイレに飛び込むといそいで、ズボンのチャックを下ろしてシャーッとぼうこうがゆっくりとしぼんでいくのを感じながら安堵と落ち込みの混ざったため息をもらした。

だが、小便をしながら身体の力も一気に抜けて頭がボーッとしたような感覚に身を預けているのもつかの間、外のカウンターの方から「服部さ~ん、お待たせしました~。」とマイペースな神山の声にすぐに身体に緊張と幽体離脱寸前だった魂が戻り引き戻される。

ひとし
「は、は~い。Σ(゚Д゚)(なんなんだよ、まったく・・・。(♯-_-))」

ひとしは、怒り慌てながらも、急いでおしっこを全部出し切るように挟みそうになりながらチャックをあげると軽く水道で手を洗いぬれたまま勢いよくドアをあける。そして患者らしき待ち合いの角のイスで足を組みしきりにタブレットをなぶっているやり手そうな若いスーツ姿のサラリーマン男性を横目にカウンターへと突っ走って行った。

神山、走ってくるひとしを見るや不愉快そうな相変わらずな無神経な表情で・・・。

神山
「走らないでくださいね!( ̄д ̄)年配の方も見えたりするので、ぶつかって入れ歯が外に弾き飛んでけがされた方もじっさいいらっしゃるので・・・。」

ひとし、も不愉快そうに・・・。

ひとし
「はい・・・。(-_-)(いちいちうるさいな、人の事さんざんののしっておいて、説教師か!?!(⊳〇⊲))」

神山、ひとしの反応など気にせずマイペースな口調なまま視線も合わせず・・・。

神山
「保険証ありがとうございました。これ新しい診察券のカードです。なくさないようにしてくださいね。西山さ~ん、治療室へお入りください。( ̄д ̄)」

他の患者と自分をダブルに扱うような雑な口調の接し方に不快感を覚えるひとし。差し出してきた凶暴なサメが口を開けて歯並びをずらりとみせた悪趣味な診察券をひとしが「ふ~っ!」とため息交じりで壁のすでに11時まじかな時計の針と交互に眺めているとまた神山がパソコンを打ちながら話しを切り出すような口調で・・・。

神山
「服部さん、それで先ほど言い忘れてしまったんですけど歯間ブラシははりがねタイプともうひとつゴムタイプのがあって、ゴムタイプの場合、先っぽは細いですけどだんだん太くなってすきまにきちんと入らない事があるので、どちかかと言えばはりがねタイプのものがおすすめですね。( ̄〇 ̄)後、服部さん歯並びもよろしくないのでなるべく細めのSSS(スリーエス)サイズがよろしいかと思います。もし買われるのであればこちらでもお売りしておりますけど・・・。( ̄д ̄)」

とカウンター越しに置かれた歯間ブラシ10本入り、580円が目に入ったが、ひとしは不満そうな顔で・・・。

ひとし
「お金あんまり持ってきてないのでいいです。(-_-)」

神山、ひとしのその反応になんの動揺もせず・・・。

神山
「まあ、お値段が気に食わないのであれば、そのへんは服部さんが自由に気に入ったお店で買っていただいていいです。( ̄〇 ̄)ただ、今流行りの100均とかだと手軽ですけど雑で毛先が荒かったりするのでこちらとしてはあまりお勧めはしません。( ̄д ̄)」

ひとしが不快感に返す言葉に困っていると、最後に神山がさっさととどめを刺すような冷めた言い方で・・・。

神山
「それではお大事にしてください!何かありましたら次は必ず電話で予約してきてくださいね。お疲れ様で~す。( ̄〇 ̄)」

パソコンからほとんど視線をこちらへ向けずそのまま不愛想に治療室へと去っていく神山に嫌気を覚えながら、ひとしは返事も返さず怒ったようにドアを乱暴に開けるとほぼ客もなくカラに近い駐輪所めがけて駆けていった。まだ4月の始めでもあり風が吹くとやはり冷たい。気分が沈んでいるとなおさら敏感に心にすきま風を感じる。

急いで自転車を引っ張り出し書道具のカバンを前かごに放り込みまたがると眉間にしわをよせて猛スピードでペダルをこいで突っ走って行く。

ひとし、心の中でたまった不満を爆発させるように・・・。

ひとし
「(ああ寒い。上着持ってこればよかったな、トースターの爆発でお姉ちゃんと逃げるように家出てきたからな。お姉ちゃんも薄着だったけど帰りとか平気かな、たぶんカバンに何か上着変わりなもの入っているだろうけど。(-_-)ていうか、そんな事より完全に習字間に合わないじゃないか!なんだよ、あの患者に向かって失礼な言い方は、歯を削る前に患者の接し方勉強してこいよ!本当頭くるな~。助手ものんきな先生にも。何がはきはき喋れだよ、こっちが気を使ってやってるのをいいことに、助手の犬山の実家の兄弟なんか関係ないっつうの。!(⊳〇⊲)神山じゃなくて犬山に苗字かえちゃえよ。神々しさのかけらもないくせに!腹立つな本当!入る時はきずかなかったけど、あんな悪趣味なサメの壁画なんかみせられたら患者逃げてくよ絶対。サメのように歯を頑丈にしましょうとかのジョーズジョークのダジャレのつもりかもしんないけど、くっだらない!改装なんかしないでさっさとつぶれちゃえば良かったんだよヤブ歯医者が!次の定期健診までにつぶれてくれないかな。その前に二度と行くもんか!歯医者なんて他にも腐るほどあるんだから。!(⊳Д⊲)」

ひとし、なんだかんだと悪態つきながらもシャーッと広い交差点の点滅青信号をぎりぎり渡り終え、あおい町の派手な布端教会の時計がすでに10時59分の針をチラ見するとさらにイライラが増してスピードを上げペダルを漕ぐ。
あおい町と書かれた電柱にひとしはそういえばここはさやかの住んでいた町内だと思い出す。

ひとし
「ああ~~、本当行きたくないな習字なんか。(♯-_-)1時間も遅刻して!のんきに紙の上に筆なんか走らせてる気分じゃないよこりゃ~。このまま遠くまで走って消えちゃいたいよ。でも昨日そろばん休んじゃったし、今日行かなかったら先生、家に電話してくるかも知れない。こんな時にバラエティーにいろいろ教えてる塾って嫌なんだよな~。そろばんならそろばんだけ教えてればいいのに。それにやっぱりどの道習字は書いた紙をお母さんに見せるから行ったとごまかしても証拠がない。おまけにさやかと習字も一緒だなんて、あんまり会いたくないってのに!(-_-)これじゃあ昨日そろばん休んだ意味全然なかった。もう、歯医者のイライラとさやかのダブルパンチだよこれじゃあ~。ったくお姉ちゃんが歯医者なんて言わなきゃ怒りも半分ですんだのに!帰ったらひどいぞ~。あああ~~~っ!逃げ道も結局どこにもないなんて、今年は本当の厄年かもしんない!(>_<)」

ひとしは心でさんざん不満をぼやきながら一瞬両目をぎゅっとつむりハンドルをこぶしでバンバン叩いて発狂すると、勢いつけて立ち漕ぎをするように立ちあがりまた猛烈な力でペダルを漕ぎ始めた・・・。

が、その瞬間。「わあ~~っ!Σ(゚Д゚)」

「ガシャーーーーーーーーン!」

十字路の細い交差点で不意に勢いよく横切ってきた一台の自転車にぶち当たってしまい、ひとしは一瞬で思考をうばわれ時間が止まったように自転車ごと地面へと仰向けに倒れた。

忙しい天気!

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こんばんは。今日の名古屋は朝から晴れたり曇ったり雷になったりと忙しい空模様でした。この時間になっても雷ゴロゴロです。風がひんやりしたり海部暖かくなったり本当に喜怒哀楽が激しいでした。(>_<)

おはようございます!

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おはようございます。名古屋の朝は珍しく曇り空で雷がゴロゴロいっています。しばらく雨が降らなかったから嬉しいんだけど。出かける時はちょっと嫌だな。しかも雷まで。他の人は平気そうに歩いてるのに、僕は苦手だな。考えれば考えるほど気分が落ち込んでくる。やっぱり暑くても晴れてる日が一番かな!(>_<)

いたずら猫とタツノオトシゴ!

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御結婚されると聞いた知人に頼まれて描かせていただきました。♡(*^_^*)
猫のように気まぐれな彼女と辰年生まれの彼氏さん。
なので、いつも彼氏さんに怒られている模様だそうです。
どうか末永くお幸せに・・・。

ご無沙汰しています!

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こんにちは。御無沙汰しております。♡<(_ _)>

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか!

とは言っても、8月も下旬、地域によっては、もう秋の香りがする所もあるかもしれませんね。北海道とかだと特に!こちらの名古屋は猛暑も続き、今だに湿度も高く油断してると脱水症状になりかねない事も・・・。*1

僕は体質的にあまりのどが乾かない方なので、本当注意しないとです!

口下手ですみません!せっかくのブログ、もっと定期的に沢山投稿出来るように頑張ります。

皆様もどうか御身体にはくれぐれもご自愛ください!下半期もどうかよろしくお願いいたします。♡<(_ _)>

*1:+_+